宇宙と地球を動かす科学の法則
発売日
2009年10月15日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-77423-7

宇宙と地球を動かす科学の法則
大人のための科学入門

著者 鳥海光弘著 《東京大学教授》
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 アインシュタインの法則、万有引力の法則、ドップラー効果など、子供に聞かれたら答えにくい法則(世界の成り立ち)をわかりやすく解説。



 「銀河文明の法則」をご存知だろうか。数億光年から数十億光年の宇宙の彼方までを考えると、わかっているだけで数千億個以上の銀河があるらしい。この法則によると、今この時点で地球とコミュニケーションしようとしている知性体文明の数は、50万個以上になる可能性があるという。

 また、「コリオリの法則」を知っていれば、台風は北半球では反時計方向に渦を巻き、南半球では時計回りで回転していることがわかる。

 本書は、このような知っていると話のネタになるような法則から、学校でも習った「万有引力の法則」や「パスカルの法則」、「エネルギー保存の法則」「ファラデーの法則」「フレミング左手の法則」など全部で38の法則をイラストや図を使い、わかりやすく解説する。

 子どもの「なぜ」に答えるためにも、大人が宇宙や地球の成り立ちを考えるためにも、「科学の法則」は役に立つ。専門的な話はさておき、読み物として楽しめる一冊だ。