絵でわかる「語源」
発売日
2010年04月09日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-78045-0

小学生のことば事典
絵でわかる「語源」

著者 丹羽哲也監修 《大阪市立大学教授》
主な著作 『日本語の題目文』(和泉書院)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 「サボる」「ずぼし」「まじめ」「みやげ」……よく使うことばだけど、なぜそう言うの? 身近なことばの由来・歴史をわかりやすく紹介。



 「語源」とは、ことばの由来のこと。そのことばがどのようにして生まれたのかを示すものです。例えば「みやげ<土産>」ということばは、「見上げ」がもとになっていて、「品物をよく見て選び、人に差し上げる」という意味から来ています。漢字で「土産」と書くのは、土地の産物を意味する「土産(とさん、どさん)」ということばがあり、自分の土地の産物をみやげに持っていったことに由来します。「置いてきぼり」ということばは、釣った魚を持って帰ろうとすると「置いてけ、置いてけ」という声が聞こえてきたという江戸時代にあった堀“置いてけ堀”から来ています。いんげん豆、内弁慶、サンドイッチ、カーディガン、たくあん。これらのことばはすべて人の名前からできました。本書では、こうした身近なことばの語源を、楽しいイラストをまじえてわかりやすく紹介しています。ことばの由来がわかれば、使い方もわかります。日本語がもっとおもしろくなります。