ミイラの大研究
発売日
2010年10月18日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78095-5

古代人がそこにいる!
ミイラの大研究
なぜ、どのようにつくられたのか

著者 近藤二郎監修 《早稲田大学エジプト学研究所所長》
主な著作 『わかってきた星座神話の起源』(誠文堂新光社)
税込価格 3,080円(本体価格2,800円)
内容 黄金のマスクをつけていたミイラ、氷のなかから見つかったミイラ、生けにえにされていたミイラ……。世界のミイラのなぞにせまります。



 アルプスの氷の中から見つかったミイラは紀元前3,300年ごろ、黄金のマスクをつけたツタンカーメンのミイラは紀元前1,330年ごろのものだった。中国の馬王堆漢墓から見つかった女性のミイラは、紀元前200年ごろのものなのに、皮膚がやわらかく手足の関節も動かせたという。本書では、エジプトなどの人工ミイラが、なぜ、どのような方法でつくられたのか、わかりやすく解説するとともに、特殊な環境の中で自ずとミイラになった世界各地の自然ミイラをとりあげ、そのなぞにせまります。

 <パート1>ミイラ誕生のナゾをさぐる…氷のあなでできたミイラ/エジプトの王様のミイラ 他 <パート2>ミイラのなるほど大発見…ミイラの調べかた/生きていたときのすがた/よみがえる顔/たましいが帰ってくる場所/永遠の命と救いを求めて 他 <パート3>世界と日本のミイラ12物語…ツタンカーメン/アイスマン/楼蘭の美女/奥州藤原一族のミイラ 他