日本人の底力
発売日
2011年04月20日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-79698-7

日本人の底力
世界は「わが民族の叡智」を求めている

著者 北尾吉孝著 《SBIホールディングス代表取締役執行役員CEO》
主な著作 『何のために働くのか』『君子を目指せ小人になるな』(以上致知出版社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 国士・安岡正篤の“先見性ある日本論”を紐解き、影響力弱まる一方の日本が、起死回生を計るための国家戦略を明示する。



 今回の大震災で世界中の人々が、混乱の中で示される日本人の忍耐強さと寛容の精神、助け合いと同朋意識の強さ、さらには決死の覚悟で原発に放水する消防庁や自衛隊の人々に心を打たれている。

 日本人は歴史的にこのような崇高な精神を受け継いで独自の文明、社会を築き挙げてきた。それが期せずして再評価されているのだ。

 本書では、碩学・安岡正篤氏の『日本精神の研究』など優れた日本論をヒントに、経済界有数の論客である北尾吉孝SBIホールディングスCEOが、今後この国が進む道を明示する。

 「象形文字と音標文字を持つただ一つの民族」「回帰すべき無我の文化」「中国ではなく、日本だからできる理由」「経済的国際化は日本人の特質をなくすことではない」「TPP加盟は日本のマスト」「ソブリン・ウェルス・ファンドの創設を!」など、日本の伝統精神をベースに考えられた経済戦略は、多くの示唆に富む。

 生まれ変わる日本、新しい日本の姿が見えてくる書。