| 解説 |
川崎市にある小さなメーカーの二代目社長は、創業者の父が4年前に他界したため、サラリーマンを辞めて会社を継いだ身。ところが、前期3000万円、今期も5000万円と、2期連続で赤字を計上。しかし、製造も営業も経理も父親の代からの番頭たちに任せきりだったので、赤字の原因を正確につかむことができない。どうしたら赤字経営から脱却できるかの知恵も出てこない。そんなとき、たまたま入会したロータリー・クラブで出会った税理士に「あなたの会社はユデ蛙経営ではないか」と指摘される。危機が迫っているにもかかわらず、革新も創造も怠っているというのだ。そこから二代目社長の奮起が始まる。経理の基本とは? 決算とは? 経営理念とは? リスクマネジメントとは? 会社を建て直すのは、社長か、社員か、外部の人間か。いつのまにか主人公と一体化することで経営の勉強ができてしまう本。ベストセラー『ザ・ゴール』に匹敵する面白さ。 |