救国12の提言
発売日
2003年08月18日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-63108-0

救国12の提言
新しい「かたち」と「きもち」を創る

著者 堺屋太一著 《作家、経済評論家》
主な著作 日本の盛衰』(PHP研究所)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 全国減税大競争、首都機能の3分割移転、ベンチャービジネスへの再挑戦制度など、既成の概念を超えたプランを提示、真の改革を説く。



 現状の継続は「悪」だ! 既成の概念を超えた改革を大胆に提示する、日本を救う12の提言。

 今や日本は、再興か衰亡かの岐路にある。これまでのような仕方の合理化、仕掛けの変更、仕組みの改革では立ち直れない「非常の事態」なのだ。

 今こそこの国の「かたち」(体制)の一新と「きもち」(発想)の転換を断行しなければならない。日本にとって必要なことは、現行の体制と発想は「衰亡への道」と認め、「悪」と決断することである。

 緊急政策四つの提言:「負の遺産」の大清算/滞留資金活用税制/財政構造改革の断行/3年分100兆円の「補正予算」

 日本の「新しいかたち」を創る四つの提言:行政機構の機能別分離/首都機能の3分割移転/楽しい「知価都会」を創る/「近接の原理」の確立と道州制の実現

 日本の「新しいきもち」を創る四つの提言:官僚主導から民間主体へ/競争原理の全面的導入/固定性選好から流動性選好へ/好老社会の形成のために