冒険のはじまりしとき
発売日
2003年09月10日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-68421-5

冒険のはじまりしとき
女騎士・アランナ1

著者 タモラ・ピアス作
本間裕子訳
主な著作 <訳者・好評既刊>『アネイリンの歌』(小峰書店)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 魔力を持つ少女アランナが男性と偽って騎士となり、戦い、迷い、幸せを探し続ける冒険物語。米国で女の子に支持されている作家の初翻訳!



 舞台は、中世ヨーロッパを思わせるトートル王国。アランナは、たぐいまれな魔力と騎士としてのセンスを兼ね備えた地方領主の娘。貴婦人になるように父から命じられるが、彼女がなりたいのは騎士。そこで、ふたごの兄と入れ替わり、男の子になりすまして宮殿で騎士の修業をはじめた。周囲にばれないよう気をつけながら、女の子である身体的な弱さもたゆまぬ努力と天性のセンスで切り抜けてゆく。周囲の登場人物も多彩で、アランナの忠実な付き人コラムや、アランナの味方となる国王の息子ジョンナサン、父親代わりとなってくれる師マイルズ、街の盗賊でありながらアランナのよき理解者ジョージなどさまざまな人間がアランナに関わってくる。ライトニングという不思議な剣を手に入れ、魔法の才もどんどんと磨かれていく中で、王位を狙うロジャー公爵は、魔法の才を持つアランナにさまざまな災いをもたらす。難題をくぐりぬけ、アランナの冒険が始まった!!