<競争優位>のシステム
発売日
1999年10月21日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-60851-8

<競争優位>のシステム
事業戦略の静かな革命

著者 加護野忠男著 《神戸大学経営学部教授》
主な著作 『企業のパラダイム変革』(講談社現代新書)
税込価格 723円(本体価格657円)
内容 企業の競争力を決定づけるものは何か? スピード・組み合わせ・集中特化情報の視点から、事業システムの差別化という<新しい競争>を論ずる。



 企業は新商品や新サービスの開発をめぐって熾烈な競争を繰り広げている。しかし現在、情報技術の発達を背景に、新しい、より重要な競争が始まっている。それは、部品や原材料の調達・生産・販売と流通・アフターサービスなどの「事業の仕組み」すなわち「事業システム」の競争である。 本書の目次はいかの通り。
●序章??新しい競争の始まり 
●第1章??事業システムとは何か 
●第2章??スピードの経済 
●第3章??組み合わせの経済 
●第4章??集中特化と外部化 
●第5章??「新しい事業システム」はなぜ生まれたか 
●第6章??情報化のパラドクス 
●第7章??競争優位をいかに持続するか 
●終章??さらなる競争の始まり。 新たに台頭したシステムに共通するのは「スピード」「組み合わせ」「集中特化」の論理て゜あると著者はいう。本書は、フェデックス、アスクル、ファルマなど、多くの事例をもとに<競争優位>に立ち続けるための企業戦略を論ずる。