人名事典

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水上 勉

(みずかみ・つとむ)
1919年、福井県生まれ。9歳で京都の仏門に入るが、17歳の時、僧院を脱走。以来貧困と彷徨の生活を続け、40歳の時『霧と影』でベストセラー作家となる。

『雁の寺』(直木賞)、『五番町夕霧楼』『越前竹人形』『飢餓海峡』『一休』(谷崎潤一郎賞)、『寺泊』(川端康成文学賞)などの受賞作、ヒット作をはじめ、著書多数。2004年9月8日逝去。
(データ作成:2015年)