情報戦略なき国家
発売日
1984年03月27日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-21283-8

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情報戦略なき国家

著者 古森義久
税込価格 1,078円(本体価格980円)
内容 「レフチェンコ証言」スクープまでの裏側を書き記しつつ、KGBの対日政策に光をあて日本の在り方、国益の考え方への問題提起をする。



 1984年刊行。当時毎日新聞記者としての著者が、渾身のスクープ記事「レフチェンコ証言」を世に送り出されてから2年後の作品。当時ソ連のKGB(国家保何委員会)の工作員であったレフチェンコ少佐。その証言から明らかになる対日工作。著者自身がスクープまでの裏側を詳細に書き記しつつ、KGBの対日政策、対日工作に光をあて国際社会における日本の在り方、国益の考え方への問題提起をする。「第一章 レフチェンコ証言の衝撃」「第二章 東京特派員の“表の顏”“裏の顏”」「第三章 KGBの工作と日本の無策」「第四章 亡命者が教える防空体制の欠陥」「第五章 手玉に取られる無知な日本」「第六章 世界から孤立する情報戦略なき国家」の全六章から、国家としての日本の情報戦略の重要性を社会に訴える。