「よい会社」の選び方
発売日
2001年07月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57575-9

転職・就職を考える人のための
「よい会社」の選び方
社風・処遇から将来性まで、50のポイント

著者 国司義彦著 《株式会社JMC能力開発センター代表取締役》
主な著作 はじめての部下指導』(PHP研究所)
税込価格 524円(本体価格476円)
内容 どんな会社に勤めるかは、サラリーマン人生の成否を握る重要な鍵だ。社風、業績、処遇、将来性など会社の良否を見極める勘所を探る。



 会社への就職を考えている学生、あるいは会社に勤めてはいるものの、期待外れであったり、会社の将来性に不安を感じ、できれば転職したいと思っている社会人のために、本書を書いたと著者は言う。

 有名企業に入れば一生が約束される時代は過ぎ去り、リストラや就職難など厳しい現実を前に、どんな基準で会社の良し悪しを判断すればいいのか、実際戸惑っている人は少なくないはずだ。自分の理想とする「よい会社」とは何か。それを見極める目を養うための要点を、本書は明快にアドバイスしてくれる。

 例えば、経営トップにビジョンがあるかどうか、経営内容を実感的に知る方法、人事処遇の実態、新製品開発の姿勢、給料・労働条件など、会社を見抜く要点が的確に示されている。

 給料も大事だが、好きな仕事ができるかどうか、任せてもらえる職場かどうか、トップや幹部・上司からエネルギーや夢が感じられるかなど、会社の本質や将来性を見抜くポイントが分かるだろう。