「50代の生き方」を本気で考える本
発売日
2002年10月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57825-5

「50代の生き方」を本気で考える本
人生の大転換期を楽しく乗り切る49のヒント

著者 国司義彦著 《株式会社JMC能力開発センター代表取締役》
主な著作 「40代の生き方」を本気で考える本』(PHP研究所)
税込価格 649円(本体価格590円)
内容 仕事でも私生活でも多くの転換期を迎える50代。迷いや悩み事を解消し、自信に満ちた後半生を送るための知恵を満載した人生指南の書。



 50代は人生で大きな転換期を迎える時である。仕事では厳しい境遇に立たされ、家庭では子どもが自立し、夫婦のあり方が改めて問われてくる。不透明な時代ゆえ、問題解決の確かな手立てもすぐに見出せない。

 だが、いたずらに案ずることはないと著者は言う。50代以降の人生をより充実させたいなら、まずは今後の人生の「戦略」を考えるための要点を、50代のうちにしっかり押さえ、課題をクリアにしておくことが大切なのだと訴える。そこで現在60代を迎えた著者が、自身の50代における様々な体験から得た実践的な知恵を紹介した本書が役に立つはずだ。

 とりわけ参考になりそうなのが、趣味や価値観を共有できる仲間づくりと交流に効力を発揮するパソコン活用の知恵だ。パソコン嫌いの著者が、格闘の末に心の友と呼べる仲間とのネットワークづくりに成功を収めた過程を知れば、わずかでも発想と行動を変えれば何事も道は開けることに気づくに違いない。