微妙な日本語使い分けドリル
発売日
2004年06月23日
判 型
B5判並製
ISBN
978-4-569-63711-2

書いて身につける!
微妙な日本語使い分けドリル

著者 水野靖夫著 《日本語教育研究所準研究員》
主な著作 微妙な日本語使い分け字典』(PHP研究所)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 「遭う」と「逢う」、「意思」と「意志」――パソコンの変換で迷う人は多いはず。本書は例文から実際に漢字を書いて身につけるドリル形式。



 「伯父」と「叔父」、「開放」と「解放」、「影」と「陰」……パソコンの漢字変換でどちらを使うか迷うことがよくある。日本人は外来語である漢語を日本語として使っているため、漢字を正しく理解していなければ、正しい日本語の文章は書けない。

 ところが、パソコンの普及で漢字を書かなくなったので、多くの人が誤字や変換ミスに悩まされている。本来は、実際に手で書いて、用例を知って、初めて漢字は身につくものだ。

 また、「会う」と「逢う」、「作る」と「創る」はどちらを使ってもいいが、文脈から漢字を使い分けれれば表現力も豊かになる。

 そこで、本書は「書いて身につける!」を主眼に、用例から漢字を書き、使い方を覚えるドリル形式になっている。日ごろ使っている簡単な漢字でも、実際に書こうとするとなかなか出てこないもの。いかに記憶が曖昧であるかがよくわかるはずだ。漢字練習帳としてだけでなく、雑学、頭の体操としても楽しめる。