元号(げんごう)でたどる日本史
発売日
2016年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76581-5

元号(げんごう)でたどる日本史

著者 グループSKIT編著
主な著作 未解決事件71』(PHP研究所)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 大化から平成までの、250すべての元号について、その言葉の意味、典拠、どういう理由で元号が変わったのかなどを解説します!



 「元号」を知らずに、歴史を語るなかれ!

 明治までは、天皇の在位中に複数回、元号が変わることがよくあった。吉事がきっかけだったり、災害、疫病、戦災などの凶事が起こると、厄払いのために改元されていた。

 元号とは? 西暦やイスラム暦の違いは何か。一番の特徴は、「元号が有限」であること。元号は改元によって、ふたたび1(元年)に戻るシステムである。支配者が、ある時代に名前をつけるということは、その支配者が領土という空間だけでなく、時間をも支配することを意味していた。

 そんな奥深い元号は、歴史的事件や重要な出来事の名称に元号がつけられているものも多い。つまり、元号をたどっていくことは、日本史全体を理解することにも通じるのだ。

 本書は、最初の元号「大化」から現在の「平成」まで約250すべての元号を網羅。

 日本史の知識を整理したい人、復習したい人、歴史が好きな人、元号が気になる人、必読の書!

 文庫書き下ろし。