ハチのくらし大研究
発売日
2016年09月15日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78589-9

ハチのくらし大研究
知恵いっぱいの子育て術

著者 松田喬著 《昆虫写真家・研究家、元高校教諭》
主な著作 花と昆虫の大研究』(PHP研究所)
税込価格 3,300円(本体価格3,000円)
内容 カリバチの狩りの仕方、ハナバチの蜜の集め方を多くの写真で解説。ハチの進化、植物との共存、生物多様性との関係についても紹介。



 子どもを育てるために巣をつくり、えさとして狩りの獲物をあたえるカリバチ、花から集めた花粉や蜜をあたえるハナバチ。これは、ほかの昆虫には見られないハチ独特の子育て法です。その愛情いっぱいの子育てとともに、植物とともに進化してきたハチの自然界における役割、生物多様性との関係もさぐります。

 [第1章]カリバチの世界……狩りの獲物で子育てするハチ/地中などに巣をつくるカリバチ/泥で巣をつくるカリバチ/竹筒などに巣をつくるカリバチ 他 [第2章]ハナバチのくらし……花粉と花の蜜で子育てをするハチ/地中に巣をほるハナバチ/竹筒などに巣をつくるハナバチ/のっとった巣で子育てするハチ 他 [第3章]ハチのたどってきた道……はじめは草食系だったハチ/昆虫に寄生するハチ/寄生から狩りへ/カリバチからハナバチへ [第4章]ハチが守る自然の多様性と生態系……カリバチの多様な狩りと獲物/小さな天敵の役目 他