「日本人」の素朴な大疑問
発売日
2002年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57768-5

いつ始まった? なぜそうなった?
「日本人」の素朴な大疑問
習慣・行動・文化のルーツを探る

著者 ハイパープレス著
主な著作 「地図」はこんなに面白い』(PHP研究所)
税込価格 565円(本体価格514円)
内容 なぜ領収書の宛名は「上様」でもいいのか? 年越しにそばを食べる理由など、日本人の習慣・行動にまつわる素朴な疑問をこだわり調査。



 酒席に行ったら「とりあえずビール」、領収書のあて名は「“上様”でお願いします」、結婚指輪の相場は「給料の三カ月分よ」――私たちの身のまわりには、とくに理由もわからないまま、何となく「常識」として通用していることが多い。それもよくよく調べると、日本人だけの特殊な傾向だったりするのだ。本書は、冠婚葬祭のマナーから日常の何気ない思考・行動パターンまで、日本人にまつわる素朴な「なぜ?」を徹底調査した一冊である。

 たとえば、通勤途中に駅前でみかける大量の放置自転車、街角でよく見かける交番、街道沿いにそびえるお城型のラブホテル……こうした日常的な風景さえ、じつは日本独特のものであり、外国人の眼には非常に奇異なものに映るのだという。本書では、「いつから、なぜ、どうして」そうなったのかを、様々な資料や情報をもとに徹底紹介。ビジネスや酒席でのちょっとした会話のネタとしても役立つ、読んでためになるスーパー雑学本。