会社を救う後継者・滅ぼす後継者
発売日
2003年05月26日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62919-3

会社を救う後継者・滅ぼす後継者

著者 梶原一明著 《経営評論家》
主な著作 本田宗一郎の哲学』(PHP研究所)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 企業を取り巻く環境が激変したいま、後継者に誰を選ぶかで企業の命運が決まる。これからの後継者の条件と課せられた使命とは何か。



 雪印、日本ハム、三井物産、東京電力……歴史も伝統もある名門企業のトップが相次いで辞任する事態になったのはなぜか。あるいは日産・三菱・マツダをはじめ、日本企業のトップに外国人が座るようになったのはなぜか。一方、ユニクロ、ローソン、任天堂などで40代の若手社長が抜擢されているのはなぜか。本書は、コンプライアンス(法令順守)、アカウンタビリティ(説明責任)といった、いままで馴染の薄かった経営能力が求められる時代に変わったいま、次なる後継者に誰を選んだらよいのか、またどういう能力を身につけないと後継者候補になれないのかを分析したもの。著者はジャーナリスト歴40年。その間、無数の社長交代ドラマを観察してきた経験をもとに、「オーナー企業なら世襲人事は当たり前」「会長として厚遇してくれる人間を社長に選ぶ」など、過去の常識が非常識になった背景を描きつつ、後継者の使命と責任を明示する。経営者・管理職必読の書。