頁数/仕様
192ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版
2015年6月
在庫
在庫あり

お母さんの「叱りすぎ」がピタッ! ととまる本

叱る回数が増えると、子どもは親の言うことを聞かなくなる!「気持ちを伝える・肯定的に話す」「子どもの発達に応じた叱り方」など、子どもが変わる叱り方を紹介します
著者(肩書) 波多野ミキ《財団法人波多野ファミリースクール理事長》
主な著作 『子どもを追いつめる 親の「ひと言」』(PHP研究所)
税込価格 1,296円 (本体価格:1,200円)
対象 幼児~小学校低学年の保護者
頁数/仕様 192ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版 2015年6月

Get Adobe Reader『目次』『見本ページ』をご覧になるにはAcrobatReaderが必要です。
予めご用意ください。


はじめてお母さんになった人が、どう子どもに関わったらいいのか、戸惑い、悩み、迷うのは当たり前です。
私は30年ほど、「親と子の悩み無料電話相談」を行ってきました。
若いお母さんから「赤ちゃんが泣きやまないで困っている。こっちの方が泣きたくなります」といった相談を受けることもよくありました。電話の向こうで、赤ちゃんの泣き声も聞こえました。
新米お母さんは、わからないことばかりですから、だれかに相談するのは、けっして恥ずかしいことではありません。

赤ちゃんが生まれて、お母さんも、母として生まれたばかりです。子育ての経験がないのですから、わからなくて当たり前。子どもと一緒に成長していけばいいと考えたら、いかがでしょうか? 
はじめから立派なお母さんなんて、まずいないでしょう。
日々、試行錯誤しながら、親も、少しずつ親になっていくのです。

「なるべく叱らないで育てよう」「ほめて育てなくては……」と思っていても、部屋を散らかし、ちっとも言うことを聞かない子どもを相手にすると、つい、大声で叱ってしまったという経験をおもちの方はたくさんいらっしゃると思います。
親だって生身の人間です。叱りたくなることだってありますし、思わずどなってしまうことだってあるでしょう。

反対に、子どもを叱れない親もいます。叱ると子どもに嫌われるのではないか、子どもが離れていってしまうのではないかと、おそれている親です。

いい母プレッシャーに悩んでいるお母さんも多いようです。
実母からは「お母さんなんだからがんばりなさい」と言われ、夫からは「育児はやっぱりお母さんだよね」と、困るとすぐ返してくる。夫と自分とは、子ども(育児)に対する温度差があると感じています。
朝の情報番組のアンケートによると、「自分の妻はいい母プレッシャーなど感じていない」と答える夫が76.7%もいます。なぜそう思うのかの問いに対して、「子育ては妻の仕事だから」「自分は仕事をして家計を支えている」「子どもはふつうに育っている」と答えています。さらに、「妻はいい母をしている」と思う人が66.8%もいるのです。でも、それが妻には伝わっていないとしか思えません。

では、いい親って、どんな親でしょう?
10組の親子がいれば、10通りの答えがあるでしょう。それぞれ、「いい親」の考え方は異なると思います。
でも、1つ共通して言えることは、子どもが大きくなって、「自分はこの親の許に生まれてきてよかった」と思えるということだと思います。
いい親になろうと努力することは、もちろん大事ですが、それによって、ご自分をがんじがらめにはしないでください。
いい親にならなければと思いすぎないことです。
つまり、自分に対しても、子どもに対しても、100点満点を求めすぎないことも大事だと思います。「60点なら上等だわ」というくらいに考えていれば大丈夫。60点は合格点ですよ。

本書で紹介する方法を、1つでも2つでもまず、試してみてください。きっと心がラクになるはずですよ。  (「はじめに」より)

【第1章】こんな叱り方は実は効果がない?
・子どもに何度言ってもわからないのはなぜ?
・「叱る」と「怒る」はこんなに違う
・叱られすぎると失敗を隠すようになる
・叱られすぎると自分に自信がもてなくなる
・スマホに叱ってもらわないで
・体罰を絶対してはいけない4つの理由
・「言い分を聞くこと」と「言いなりになること」との違い

【第2章】どうしてつい叱りたくなるの?
・子どもって、なぜイライラさせるの?
・大人と話す時間はありますか?
・夫へのイライラがなくなる方法
・まわりの人に協力を頼む
・「叱りすぎ」をなくすための2つのお守り

【第3章】子どもが変わる! 本当に効く叱り方
・子どもは受容と共感を求めている
・気持ちを伝える、肯定的に話す
・ほめるべき時、叱るべき時の見極め方
・5つの上手なほめ方
・8つの上手な叱り方
・子どもの発達に応じた叱り方
■0歳――叱る必要のない時期
■1歳――いたずらを許す心をもって
■2歳――イヤイヤ期は上手に乗り切る
■3歳――「なぜ?」「どうして?」にイライラしない
■4歳――意志を尊重し、一緒に考える
■5歳――自分のことは自分でやらせる
■6歳――自分の行動に責任をもたせる
・子どもの性格によって叱り方を変える
・お母さんの性格や心の状態に合わせた叱り方
・叱りすぎたあとの上手なフォロー

【第4章】叱りたくなる行動をへらすために
・幼児期はゲームより人との関わりが最重要
・じゃれつき遊びで、子どもの困った行動はなくなる
・親子で、夫婦で、家族で、挨拶を
・どんなに小さな子にも話しかけることが大切
・「これなあに?」には面倒がらずに答えよう
・親子の会話は、子どもの話が多いくらいでちょうどいい
・親が決めるべきこと、子どもに選ばせることを判断する
・小さなことから選択させる
・友だちとたくさん遊ばせる
・一緒に遊べるようになるまでの4つのステップ
・けんかが起こる3つの原因を知る
・小さなけんかから多くのことを学ぶ
・好きなものを認めて、ほめる
・「自分が好き」と言える子になるには
・よい睡眠リズムで子どもの心を整える