サラリーマン、明日はこうなる
発売日
1999年03月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57255-0

サラリーマン、明日はこうなる
「大選別時代」に生き残る12の条件

著者 江坂 彰著 《経営評論家》
主な著作 3年後。サラリーマンはこうなる』(PHP研究所)
税込価格 607円(本体価格552円)
内容 バブル崩壊後、サラリーマンをめぐる環境は激変した。ビジネスの現場に取材し、受難の時代を生き抜くための発想を大胆に提示した書。



 この数年、日本のサラリーマンをとりまく状況は大きく変わった。経済成熟化と世界的大競争の大波のなかで、終身雇用・年功序列・企業内労働組合に象徴される「日本的経営」の崩壊はいよいよ決定的になった。もはや、解雇の心配もなく、今日よりは明日の方が給料も地位も確実にアップするという時代は戻ってこない。「ジャパニーズ・ドリーム」は、完全に砕けたのである。 すべての企業が仲良くヨコ並びで成長できない時代には、当然、企業が勝ち組・負け組二極分化する「大選別」が起こっていく。そうしたなか、人材もまた「大選別」のふるいにかけられることは間違いあるまい。サラリーマン諸氏に、まだ切迫した危機感は見られないが、生き残りをかけた準備は、いますぐ始めなければ手遅れになる。 本書は、ビジネスの現場に取材した著者が、激動の時代に新たな光明を見出し、明日を生き抜くための視点・心構えを大胆に提示したサラリーマンの必読書である。