ウラ読み「戦国合戦」
発売日
2008年06月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67036-2

ウラ読み「戦国合戦」

著者 谷口研語著 《法政大学非常勤講師》
主な著作 地形で読みとく合戦史』(PHP研究所)
税込価格 713円(本体価格648円)
内容 戦国を代表する合戦の舞台ウラにはいったい何があったのか? 桶狭間から大坂の陣まで、意外に知られていないエピソードの真相に迫る!



 桶狭間合戦、姉川合戦、長篠合戦、賤ヶ岳合戦、関ヶ原合戦、大坂の陣など、これまで繰り返し雑誌や単行本で取り上げられ、細部まで広く知られている戦国合戦――ところが、こうした戦国合戦にも、それでもまだ語られていない逸話があったり、いまだに俗説が大手を振ってまかり通り、周知の話がじつは眉唾モノであったりもするのだ。

 本書では、桶狭間から大坂の陣まで、主に信長・秀吉・家康の三天下人に関連した合戦17を厳選。「石山本願寺はお寺ではなく摂津一の堅城だった?」「『信玄の影武者』、その存在を誰も証明できない?」「『信長公記』と『日本史』で微妙に違う信長の最期」「『天王山』の争奪戦はそれほど重要ではなった?」「秀吉の関白政権成立に家康が果たした裏の役割とは?」「なぜ家康は黒田長政の無礼な態度を喜んだのか?」「秀忠軍が本戦に遅参したのは誰の責任だった!?」等、通説や俗説に埋もれた「戦国合戦の意外な真相」に大手・搦手両面から迫る!