「健康食」のウソ
発売日
2011年10月14日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79936-0

「健康食」のウソ

著者 幕内秀夫著 《フーズ&ヘルス研究所主宰、管理栄養士》
主な著作 『粗食のすすめ』(新潮文庫)
税込価格 792円(本体価格720円)
内容 「○○を食べると健康になる、病気にならない、太らない」――次々とブームになる「健康食」に根拠はあるのか? 賢い食生活のすすめ。



 健康にこだわる人ほど、不健康になっている!?

 「○○をとると病気が治る」「△△を食べるとやせる」。次々とテレビをにぎわす健康食。冷静に見ると、たった一つの食品や栄養素を取り上げて良し悪しを断じるものばかり。食生活全体をとらえず、木を見て森を見ない情報が垂れ流される。

 ところが「百歳まで元気に生きたい」「家族の健康のために」とまじめに考える人ほど、「専門家の言うことだから」と踊らされ、かえって不健康になる皮肉。命を落とすことだってありうるのだ。

 ほんとうにからだによい食事とは? ここ数年の健康食ブームを徹底検証、常識のウソを暴く!

 【「一品健康食ブーム」の落とし穴】

 ごはんを抜いて肉を食べれば糖尿病が治る?/牛乳を飲めば骨粗鬆症が予防できる?/「朝バナナダイエット」に効果はあった?/青魚を食べると頭がよくなる?/ヨーグルトには老化防止のはたらきがある?/納豆を食べると血液がサラサラになる?……