老いの品格
発売日
2022年05月27日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85230-0

老いの品格
品よく、賢く、おもしろく

著者 和田秀樹著 《精神科医、作家》
主な著作 『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)
税込価格 1,023円(本体価格930円)
内容 老いを素直に受け入れ、ジタバタすることなく、「品のある老人」「賢い老人」「面白い老人」になって晩年を充実させようという本。



 長年、老年精神医学に携わり、6,000人以上の高齢者を診てきた著者は、いい歳のとり方をする人と、そうでない人がいることを日ごろ実感している。

 いい歳のとり方をしている人は、老いを素直に受け入れ、老いの現実にジタバタしたりビクビクしたり、あるいは何かに固執したりすることなく、老いそのものを楽しもうとする。本書では、そうした魅力的な理想の老人を、「品のある老人」「賢い老人」「おもしろい老人」という三つのカテゴリーに分けて解説し、それらを備えていることが「老いの品格」であるとする。

 そのようなすてきな老人になるためにはどうすればよいか。著者は、「知識に経験を交えながら議論する」「いつまでも現役の消費者でいる」「墓より金より名前を残す」など、具体的なヒントを提示している。

 70代、80代を安心して快活に生きる方法を説く本。老いることに勇気が湧き、老いを楽しみたくなる!