歴史街道
発売日
2013年7月5日
税込価格
648円
(本体価格600円)
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歴史街道 2013年8月号

今月号の読みどころ

「敵はいず方が猛勢か」。慶長5年(1600)9月15日、関ケ原夕刻。西軍の潰走で島津隊300は敵中に孤立。島津義弘は眦を決しました。「猛勢の中へ駆けよ。今こそ薩摩武士の意地を見せい!」。将兵らは「チェスト行け!」と咆哮するや、猛然と突進します。まさかの敵中突破でした。しかし多勢に無勢、東軍の追撃でみるみる数を減らすと、義弘の甥・豊久が反転します。「島津の戦、見せもんそ」。豊久は僅か十数名で、烏頭坂に立ちはだかりました。義弘を脱出させるための「捨てがまり」です。九州を制し、朝鮮の役では敵に畏怖され、関ケ原で東軍を怯ませた島津軍。彼らはなぜ常に寡兵で大敵に挑み、破ることができたのか。その強さの秘密に迫ります。第二特集は「神社と遷宮の謎Q&A」です。
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今月号の目次

おべんきょう島津
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.79
初音映莉子
7p
総力特集 鬼島津戦記 「大敵に勝つ!」薩摩の意地
総論
常に大敵を打ち砕く! 戦国最強を誇った男たちの「意地」とは
山内昌之
14p
「命捨てがまるは今ぞ!!」 平野耕太『ドリフターズ』が描く島津豊久

20p
ビジュアル1
「地軸の底まで叩き斬れ!」野太刀自顕流の気迫

24p
ビジュアル2
地の利を活かす! 沖田畷の戦い

26p
「こいが島津ん戦じゃ!」木崎原、高城川…肉を切らせて敵の骨を断つ
近衛龍春
28p
「九州を制覇すべし!」沖田畷、戸次川で、家久の用兵の妙が冴える
山元泰生
34p
『上京日記』が伝える家久一行のあばれ旅

40p
剽悍無比! 島津家臣団列伝 一門・異姓分家 編
桐野作人
42p
「十死に一生はこんこっど!」遅参の汚名は武勇と侠気で返上すべし
橋場日月
44p
疾風迅雷! 鬼島津年表

49p
負けるな、嘘を言うな、弱い者をいじめるな…大切にしたい薩摩の士風
島津義秀
50p
敵二十万対七千…絶望的な兵力差に挑んだ、乾坤一擲のお家芸とは
工藤章興
52p
剽悍無比! 島津家臣団列伝 重臣・平士 編
桐野作人
58p
「小西勢を救い出せ!」露梁津に待ち構える敵水軍に島津船、吶喊す
秋月達郎
60p
コラム
「頼朝公に並ぶ誠の大将」家康が讃えた義久

65p
家康か、三成か…義弘の関ケ原への道

66p
「勝ったつもりか、井伊兵部!」退き口で見せた、薩摩の捨てがまり
高橋直樹
68p
ビジュアル3
チェスト行け! 関ケ原「退き口」ルートを探る

74p
知っているようで知らない 神社と遷宮の謎Q&A
第一部・神社の謎篇 神社はどんな場所? 祭や神輿の意味は?
鎌田東二
78p
ビジュアル
「聖なる地」にお参りしよう! ―全国神社マップ

84p
第二部・遷宮の謎篇 遷宮とは何か? 伊勢神宮や出雲大社はどんな神社?
鎌田東二
86p
コラム
身近な神社に行ってみよう

92p



緑十字船「阿波丸」の悲劇
第四回 賠償請求権の放棄
吉田一彦
94p
[連載小説]真田昌幸 連戦記 立国篇
我、六道を懼れず 第三回
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
中田整一

114p
玄翁和尚、民衆とともに百里の道をひらく 牧庵鞭牛物語
松田十刻
116p
日本人に大人気の観光地 モン・サン・ミッシェルの数奇な歴史
田中次郎
122p
東野圭吾著『夢幻花』で話題沸騰! 江戸の朝顔は天下一品
藤谷恵
128p
歴史街道・ロマンへの扉
神泉苑
林宏樹
134p
江戸の料理再現づくし
第十二回 串揚げ天ぷら・たこの黄身酢あえ
向笠千恵子 料理再現・福田浩
136p
日本ふるさと紀行
第七回 千葉・佐原
写真・中塚裕 文・西澤健二
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。