歴史街道
発売日
2015年4月6日
税込価格
648円
(本体価格600円)
在 庫
在庫あり
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歴史街道 2015年5月号

今月号の読みどころ

大江山に巣食う悪鬼を退治した源頼光の「童子切安綱」、源義経愛用の「今剣」、足利義輝が最期の闘いに用いた「三日月宗近」、二メートルを超す刃長の大太刀で敵の度肝を抜いた、真柄直隆の真柄太刀こと「末之青江」、触れた蜻蛉が真っ二つになった本多忠勝の「蜻蛉切」、桜田門外の変で井伊大老を討った「関孫六兼元」、新選組副長土方歳三の「和泉守兼定」…。古来、切れ味と美しさを兼ね備える日本刀は、武士にとって武器であるとともに、邪悪なものを祓い破り、生き方を映す神聖な鏡であり、己の魂そのものでもありました。武士たちは果たして愛刀に何を託したのか、乱世を生きた男たちの、生き方を支えた名刀に迫ります。第二特集は久坂玄瑞と坂本龍馬、それぞれの道を描く「玄瑞と龍馬」です。
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今月号の目次

剣問答
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.100
石丸幹二
7p
総力特集 刀剣と乱世 時代に挑んだ男たちの愛刀
序論
切れ味と品格ある美しさ…日本人はなぜ刀に魅せられるのか
小笠原信夫
14p
ビジュアル1
闘う男たちの愛刀

18p
ビジュアル2
太刀・打刀の各部名称と役割

20p
太刀と刀の違いは?名刀と業物は同じ?初歩からの刀剣Q&A
小島つとむ
22p
◆童子切、鬼切、蜘蛛切
大太刀引っ提げ魔の棲む城へ…頼光と四天王、悪鬼を斬る
梓澤 要
28p
刀剣と戦い方(1)
太刀による一騎打ち 平安・鎌倉編
小笠原信夫
32p
◆今剣、岩融、獅子王、鬼丸
義経・弁慶、鵺退治の頼政、北条時頼ゆかりの名刀たち 
藻田秋彦
33p
刀剣と戦い方(2)
大太刀から打刀へ 南北朝・室町編
小笠原信夫
38p
◆骨喰、蛍丸、小龍
尊氏、正成、阿蘇氏ゆかりの名刀たち 

39p
◆末之青江、国安、青木兼元
巨大な真柄太刀の吶喊が、信長の十三段構えを突き崩す 
秋月達郎
40p
刀剣と戦い方(3)
打刀・槍と足軽 戦国編
小笠原信夫
44p
◆雷切、兼光、蜻蛉切、にっかり青江
戦国武将と合戦を彩った名刀たち 

46p
◆大般若、へし切、鯰尾
剣豪将軍義輝、信長、秀吉、家康…天下人の名刀たち 
河島順一郎
50p
索引◆特集に登場する刀

53p
姿、地鉄、刃文…鑑賞のポイント

54p
ビジュアル3
全国「刀剣」所蔵館マップ

56p
「新刀」から「復古新刀」へ…江戸の名刀工たち

58p
◆虎徹、兼定、堀川国広
近藤、土方、沖田…新選組隊士の刀はどこまでわかるのか 
菊地 明
60p
桜田門外、寺田屋事件と関孫六兼元
辻 明人
64p
◆大兼光、一帯子、吉行
腰間三尺の秋水…志士の愛刀たち 

66p
鍛練、造り込み、焼き入れ…日本刀を生み出す技

68p
五箇伝と名刀工 千年の系譜

74p



歴史街道インフォメーション

73p
玄瑞と龍馬 維新を目指したそれぞれの道
「今こそ草莽崛起の時」龍馬を飛騰させた玄瑞の思い 
河合 敦
79p
ビジュアル
師・松陰の志を継ぎ、東奔西走の日々

82p
「攘夷の防人」と「挙国の海軍」…歩む道は違えども
楠戸義昭
84p
長州を攘夷の先駆けに…非業に斃れても志は死なず
松田十刻
88p
コラム
京の日々から窺える玄瑞の横顔

92p



レイテ沖海戦の内幕
第4回 一発の爆弾がもたらした災禍
吉田一彦
94p
我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記 立国篇
第24回
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
深谷敏雄

114p
大東亜戦争写真紀行 世界で感謝された日本人
第13回 「サクラ・サクラ」が人々に語り継がれる島・ペリリュー
文・写真 井上和彦
116p
お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で
第14回 江戸総攻撃中止
文・絵 堀口茉純
122p
南海に瞑れ リセナンの零観とカタリナ

撮影、水中レポート 稲生薫子
126p
歴史街道脇本陣

131p
歴史街道・ロマンへの扉
高野山
林宏樹
134p
文人がこよなく愛した味と店
第3回 チキン・レバー・クレオール 永井荷風
木内昇
136p
四国百景
第4回 土佐の遍路道 二十四番札所から三十九番札所へ
写真・文 藤田 建
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。