歴史街道
発売日
2014年11月6日
税込価格
648円
(本体価格600円)
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在庫あり
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歴史街道 2014年12月号

今月号の読みどころ

「惣構から離れて出丸を築くとは、呆れたの。落としてくれといわんばかりじゃ」。
大坂城南東隅の平野口に築かれた真紅の旗指物が林立する砦に、徳川方の兵らは嗤(わら)いました。真田信繁が拠る「真田丸」です。慶長19年(1614)12月4日、真田方の挑発にいきりたち、我先にと真田丸へ殺到した徳川勢、およそ2万。しかし、それが信繁の計略でした。押し寄せた軍勢を凄まじい数の銃撃が見舞い、怯んだところに投石が、さらに足を止めたところを騎馬隊が襲います。信繁の変幻自在の采配に、徳川勢は翻弄されるばかり……。最新研究で見えてきた、通説を覆す真田丸の実際と、「真田幸村」の名で親しまれる信繁が胸に抱いていた、「真田の誇り」に迫ります。
第二特集は「Q&A 日本陸海軍戦闘機」です。
立読み&
WEB連載

今月号の目次

「ノブシゲ君!」「……」「ユキムラ!」「ハイ」
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.95
長澤まさみ
7p
総力特集 400年目の真実 真田信繁と冬の陣 「真田丸」に賭けたもの
総論
祖父と父から受け継いだ「真田の誇り」…信繁、冬の陣に起つ
小和田哲男
14p
ビジュアル1
攻めの拠点! 最新研究で甦る真田丸の威容

20p
ビジュアル2
壮大な攻防戦! 大坂冬の陣布陣図

22p
ビジュアル3
「放てっ!」満を持し、真田丸の「猛攻」が始まった!

24p
特別インタビュー 大坂の陣の一瞬に爆ぜるが如く輝いた「勢い」を伝えたい
上川隆也
26p
「そちは啄木鳥の役じゃ」寡兵で大軍を破る極意を得た上田の戦い
江宮隆之
28p
コラム1
徳川方の脳裏に焼き付いた真田の「赤備え」

33p
何のために生きているのか…困窮と老いに脅かされる九度山の日々
橋場日月
34p
コラム2
信繁はいかにして九度山を脱出したか

39p
幸村の名は創作? 冬の陣時点の年齢は? Q&Aで信繁を読み解く
平山優
40p
コラム3
百人を超える手勢はどこから来たのか

45p
家康は最初、豊臣家滅亡を望まなかった? 冬の陣勃発の真相を探る
渡邊大門
46p
コラム4
真田丸に仕掛けた、世界最先端の攻撃

51p
「一次史料」と「二次史料」から信繁の実像を探る

52p
年表・信繁の歩んだ道

55p
木津川口、鴫野・今福、五分一砦…各拠点の攻防から大坂城籠城戦へ
橋場日月
56p
「守り」でなく「攻め」の砦! 通説を覆す真田丸の実像とその狙い
千田嘉博
60p
「今が好機ぞ!」真田丸の変幻自在の攻撃と敵を恐怖させた奥の手
海道龍一朗
66p
「真田丸」の地形を歩く

71p
Q&A日本陸海軍戦闘機 太平洋戦争の荒鷲たち
第1部 黎明編
戦闘機の誕生はいつ? 陸軍と海軍の戦闘機はどう違う?
三野正洋
80p
ビジュアル
蒼空の死闘! 陸海軍戦闘機とエースたち

86p
第2部 激闘編
零戦と隼の長所と短所は? 最も活躍した戦闘機隊は?
三野正洋
88p
読み物&連載
長谷川ヨシテルの「城下町」レクチャー!
長谷川ヨシテル
122p
台北からの日帰り旅行 熱帯の古都・台南を訪ねて
田中次郎
124p



お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で
第9回 吉田松陰処刑
文・絵 堀口茉純
74p
XX ダブルクロス 史上最大の欺瞞作戦
第5回 ノルマンディー上陸、幻の主力
吉田一彦
94p
我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記 立国篇
第19回
海道龍一朗
100p
この著者に注目!
金子拓

114p
大東亜戦争写真紀行 世界で感謝された日本人
第8回 日本軍の電撃戦に喝采を送った人々・マレーシア
文・写真 井上和彦
116p
歴史街道・ロマンへの扉
伊賀上野
林宏樹
134p
江戸の料理再現づくし
第28回 のっぺい汁・かんぴょう巻き
向笠千恵子 料理再現・福田浩
136p
近江花伝
第11回 野洲 畏敬と尊崇を集める川
写真・文 寿福滋
141p



「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
歴史街道脇本陣

131p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。