歴史街道
発売日
2016年2月5日
税込価格
680円
(本体価格630円)
在 庫
在庫あり
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歴史街道 2016年3月号

今月号の読みどころ

東から北条、南から徳川、北から上杉が信濃へ…。天正10年(1582)3月、武田家が滅亡。さらに三カ月後、本能寺の変で織田信長が横死すると、甲斐・信濃・上野の旧武田領は、北条氏直・徳川家康・上杉景勝の三強が覇権を競う草刈り場と化し、「関東三国志」と呼ぶべき状況となります。しかし、この争乱で主導権を握ったのは三者のいずれでもなく、信州小県から上州吾妻、沼田を自領とする真田昌幸でした。真田領は三者の領地と接し、真っ先に併呑されてもおかしくないところ、昌幸は冷静に相手の弱点を見抜き、智略をもってむしろ三者を翻弄、ついに独立大名となるのです。いかにして「小」が「大」に挑むべきかを、昌幸から探ります。
第二特集は「鍋島直正と近代化に挑んだ男たち」です。
公式サイト

今月号の目次

毛だらけ真田昌幸
黒鉄ヒロシ
3p
この人に会いたい
vol.110
早見あかり
7p
真田昌幸と関東三国志 智謀を武器に「小」が「大」に挑む
総論 真田領を死守せよ! なぜ昌幸が争奪戦の「キーマン」になれたのか
平山 優
14p
特別インタビュー
変わり身が早くて計算高く、人間味があって泥臭い…そんな昌幸を演じたい
草刈正雄
22p
ビジュアル1
昌幸が挑む三人の好敵手たち

24p
なぜ旧武田領が争乱の舞台に? Q&Aでわかる「天正壬午の乱」の背景
平山 優
26p
ビジュアル2
三つ巴の争いの行方を決めた、真田の去就

30p
油断ならぬ男…巧みな調略と、北条・上杉に疑心暗鬼を抱かせた謀計の凄み
江宮隆之
32p
コラム1
北条を押し潰せ! 昌幸が主導した包囲網

37p
ライバルたちの横顔 (1)関東の覇者を自認―北条氏政、氏直の狙い

38p
「北条を上野に追い払ってくれましょう」徳川への手土産に、碓氷峠を断つ
秋月達郎
40p
コラム2
真田の戦いを受け継ぐもう一人の男

45p
ライバルたちの横顔 (2)信玄を敬う海道一の弓取り―徳川家康の狙い

46p
ビジュアル3
争乱を左右した信濃国衆たち

48p
「沼田を抱えて手切れじゃ」上田築城後、徳川の理不尽を断乎として許さず
工藤章興
50p
ライバルたちの横顔 (3)義将謙信の衣鉢を継いで―上杉景勝の狙い

56p
「軍配通りに動け」一枚岩でない弱みを衝き、数倍の徳川勢を壊滅させる
高橋直樹
58p
コラム3
もし昌幸が町工場の社長だったら

63p
ライバルたちの横顔 (4)信長の後継者―羽柴秀吉の狙い

64p
大義名分を進上いたす…秀吉の狙いを読んだ駆け引きの末に、独立大名へ
四條たか子
66p
コラム4
北条を滅ぼした名胡桃城事件

71p
鍋島直正と近代化に挑んだ男たち 幕末佐賀藩と三重津海軍所
長崎警固役と西洋列強…なぜ佐賀藩が近代化をリードしたのか
浦川和也
116p
反射炉、蒸気機関、鉄製大砲鋳造…命がけのプロジェクト
植松三十里
120p
海軍育成と造船所建設、そして実用蒸気船「凌風丸」誕生へ
植松三十里
124p
ビジュアル
 近代化を先駆けた佐賀の象徴! 三重津海軍所

128p
コラム
三重津で世界遺産の史跡を「体感」してほしい
前田達男
130p



覆る昭和史… 松岡の国際連盟脱退は外務省の指示だった
井上寿一
88p
イベリア半島を彩ったイスラム王朝 アル・アンダルス興亡史
【前編】旭日のコルドバ 
戸田京助
78p
月島もんじゃ 六十年変わらぬ楽しみ方

136p



お江戸ぶらり散歩 あの日、あの時、この場所で
最終回 徳川慶喜 新政府に恭順
文・絵 堀口茉純
74p
キャッチャーはスパイだった 「大リーガー」モー・バーグの謎
最終回 ドイツの原爆開発を阻止せよ
吉田一彦
94p
我、六道を懼れず 真田昌幸 連戦記 立国篇
第34回
海道龍一朗
100p
「歴史街道」伝言板

110p
BOOKS・CINEMA

112p
この著者に注目!
深緑野分

114p
歴史街道脇本陣

131p
歴史街道・ロマンへの扉
三木
林 宏樹
134p
安芸折々
第2回 広島
写真・文 松尾 純
141p

歴史街道 とは

「いま、歴史がおもしろい」
 歴史は過去の人物や出来事を取り上げるとはいえ、現代の人びとに役立たなければ意味がありません。また、歴史は本来、そんなに堅苦しく難しいものではなく、もっと身近で楽しいものであるはずです。そして何より、人間を知り、時代の流れを知る上で、歴史ほど有益な参考書はありません。そこで『歴史街道』は、現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げ、今を生きる私たちのために「活かせる歴史」「楽しい歴史」をビジュアルでカラフルな誌面とともに提供します。いわば、新しいタイプの歴史雑誌といえるでしょう。