Voice
発売日
2007年10月10日
税込価格
649円
(本体価格590円)
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Voice 2007年11月号

今月号の読みどころ

中国の現地工場社長、総合商社の営業マンらによる座談会「危険食品に侵される日本」では、?中国の野菜や魚は、水銀など有害な物質に汚染された「水」で育てられている。それを原材料にしてつくられる 「毒フード」は、今後も簡単にはなくならない″と、赤裸々に語られています。さらに香港出身のジャーナリスト、ウィリー・ラム氏の告発的論考「危機に瀕する人民の命」なども含む、特集「環境汚染大国・中国」をぜひご覧下さい。
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今月号の目次

平成の「日本画」 11
田名綱敬一
椹木野衣
11p
未来をつくる技術 11
植物工場[パソナ]
文・志村幸雄
17p
たくみの美 11
-花火師-
文:北 康利/写真:柴田のりよし
19p
解剖学者の眼 68
虚業と安倍総理
養老孟司
25p
巻頭の言葉
疑惑のチャイナ・マネー
古森義久
27p
21世紀の仕掛け人
働き盛りの「心の病」を診る
中井久夫/取材・構成:最相葉月
30p
特集 小沢民主党への不安
自衛隊の力を知らない民主党
櫻井よしこ宮嶋茂樹
40p
福田総理よ、かく闘え
中曽根康弘
50p
小沢外交は失格だ
岡崎久彦
56p
変節と矛盾
遠藤浩一
62p
"政治とカネ"はこちらも大問題
木村英哉
68p
「保革同居」混成政党の限界
櫻田 淳
74p
特集II 環境汚染大国・中国
危機に瀕する人民の命
ウィリー・ラム
82p
共産党が"毒フード"の生みの親
宮崎正弘
90p
こんなに酷い!危機食品に侵される日本

96p
温暖化はわが国のチャンス
胡 鞍鋼
106p
世界中が中国を汚している
竹村真一
114p
ニッポン新潮流 スポーツ
罪深きO・Jシンプソン
二宮清純
122p
ニッポン新潮流 生活社会
単純に、戦争は儲からない
山形浩生
124p
ニッポン新潮流 経済産業
ねじれ政局が景気を助ける?
若田部昌澄
126p
論争 株価混乱どうなる日本経済
資産インフレはこれからが本番
藤巻健史
128p
論争 株価混乱どうなる日本経済
円キャリートレイドが導く悪夢
野口悠紀雄
128p
仮面舞踏会のような自由な世界で、さて何をしよう?
「セカンドライフ」探検記
久恒啓一
142p
世界的バイオリニストの母が語る才能の伸ばし方
超一流はこう育てよ
五嶋 節渡部昇一
148p
「天皇の日本史」 第3回
大難を突破した底力
竹田恒泰
158p
東京・大阪の高い利便性はグローバル企業を惹きつける
地価上昇は30年続く
増田悦佐
178p
この著者に会いたい
『人は思い出にのみ嫉妬する』
辻仁成/聞き手:尾崎真理子
195p
ベストセラー最前線
城山三郎著『嬉しうて、そして…』
井尻千男
201p
企業家の一冊
金谷 治訳注『論語』
佐久間庸和
204p
ワンポイント書評

206p
メディア閻魔帳
悲しき反阿部キャンペーン
高山正之
208p
「次代を考える東京座会」からの提言 III
平成大不況「失敗の研究」
若田部昌澄
212p
『パル判決書』と昭和の戦争〈第5回〉
却下された証拠
渡部昇一
222p
大宰相・原敬〈第11回〉
放校処分
福田和也
230p
松下政経塾同宿記〈第5回〉
教育研修
上坂冬子
238p
私日記〈第95回
葉鶏頭と放蕩息子
曽野綾子
240p
ボイス往来

254p
巻末御免(275)
平成を年号の最終と定めるべし
谷沢永一
258p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。