【8/1郡山PHP友の会】福島県の方言を学びました。

郡山PHP友の会です。
8月の例会で,「福島県の方言」を学びました。

講師は,南相馬市の小学校に勤務され,日本語学会会員でもある小林初夫先生です。受講者は,吉村本部長,会員5名,非会員の方6名の計12名。

s1DSCF3207.jpg

受講風景

初めに,方言の基礎知識や福島県の方言の傾向など話がありました。純粋な意味での福島弁が余りないこと(独自の方言と思っているものが,実は他県でも使用している方言だったり),単純に会津地方・中通り・浜通りと分かれているものでないとのこと。

また,福島県民が日常気にしていなかったアクセントについて,福島県は全国でも珍しい「無アクセント」地域ということを学びました。
(若者言葉の平板化を鑑みると,無アクセント地域の福島県はアクセントの先端を行っているかもしれません)
私たちは,生まれ育った地域により話し言葉の基礎が形成されます(5・6~12歳頃が特に影響受けやすいとのこと)。そこで培ったアクセントや語尾などは生涯にわたり話す言葉に影響を与え続けます。
結局,国が目指していた共通語による統一は,少なくとも話し言葉では達成できなかったのです。国の方針もそれに伴って変化しており,これからは,「いかに方言を理解して,場に応じた使い分け」が求められる時代になるとのことです。

「言葉は時代とともに変化する」「使っている言葉に正しい,誤っているということはない」。

地元の方言を理解し,方言と共通語のバイリンガルになれるよう佐藤先生の講義を活かしていきたいものです。小林先生におかれましては,フィールドワーク等で御多忙中のところ,講義いただき,ありがとうございました。

s2DSCF3211.jpg

講義中の小林先生