リーダーズクラブ [PHPくらしラク~る 2013年12月号]

わが家の大掃除
処分の時期を決めています
とも子・埼玉県・会社員
わが家の大掃除は秋に始まります。近所の幼稚園では毎年十一月にバザーをするので、そこに日頃ためておいた提供品を持っていくのが、わが家の大掃除の始まりです。
十二月に入ると、キャンペーンをするリサイクルショップがあるので、それを機会に手持ちの服を見直し、不要なものはショップに持ち込みます。
そして、年末年始の休みが大掃除本番です。まとまった休みがとれるので、今日はキッチン、明日はリビングの棚などと、毎日場所を決めて掃除します。
年が明けても大掃除は続きます。例えば二〇一五年の一月には、二〇一三年の書類を処分する予定です。新年初のゴミ収集日に合わせて、領収書や不要な書類・手紙などを三が日の内にシュレッダーにかけておいて初収集日に出すのです。
こうして数カ月にわたる「大掃除」のあと、すっきりとした気分で“節分”を迎えます。
服を処分する時期、贈答品を手放す時期なども決めておくと、年がら年中「片づけしなきゃ!」と追いかけられるような気持ちにならずにすみますよ。

わが家の大掃除
“先取り予約”で断捨離
間瀬里美・大阪府・検査助手
あるとき、まだ何を捨てるかピックアップできていないのに、可燃粗大ゴミ収集の受付に、めいっぱいの量の服を捨てる予約電話を入れておきました。
参観日用の服が欲しいな、などと思いつつ、もう着ない服や、出番がなかった服に「ありがとう」とお別れを告げてごみ袋に入れていたとき、久しぶりに知り合いから電話がありました。
「処分したい服を集めたから、取りにきて」という電話だったので行ってみると、紙袋に三つも。気に入らないのは処分して、と言ってくれたので、遠慮なく仕分けができました。予約していたゴミの日には処分品を出してスッキリ、参観日用の服もちゃっかり手に入りました。
思い切って処分をしても、必要なものは手元にめぐってくるものなのですね。「先取り予約で、どんどん断捨離」。私のオススメの整理方法です。

わが家の大掃除
拭き拭き大作戦
ゆうママ・山口県・主婦
わが家の大掃除といえば、拭き掃除。とにかく拭いて、拭いて、家をキレイにします。
いつもは掃除機をかけて終わりのところも雑巾を使って拭きます。雑巾は使い古しの手拭きタオルや着られなくなった服をカットした布でOKです。
掃除機をかけるのにくらべて拭き掃除は体を動かすので、寒い時期でも体が暖かくなってきますし、いい運動にもなります。
掃除、掃除と思うと家事の重荷に感じますし、もっと家族が手伝ってくれれば助かるのにとグチのひとつもでますが、ダイエットをしながら家もキレイにする私って“できる主婦”と考えると楽しくなります。時には音楽をかけながら、あるいはタイマーで時間を計って自分ひとりでも競いながら、私は拭き掃除を楽しみ、達成感を味わっています。
子どもや夫がほめてくれた時が最高のごほうびです。