編集部から [THE21 2011年3月号]

最近、テレビを最後まで観ない自分に気がついた。忙しいからだと思っていたが、どうもリモコンで細切れに複数の番組を観るようになってからのようだ。妻もやたらとチャンネルを変えるので、傍からみれば“似た者夫婦”、いや“奇妙な夫婦”である。テレビ局からみれば残酷な視聴者に違いない。（M.T）

愛読書・佐藤泰志氏の小説『海炭市叙景』の映画を観た。原作と同様、決して明るくはない作品だが、ほぼ満席！　志半ばで他界した原作者が、故郷の函館をイメージして描いた「誰もいい加減に生きてはいないし、誰も安心を手に入れてはいない」情景が、いまの時代と共振しているのだと思う。（Y.I）

バンダイの上野社長にインタビュー。さすがは夢を与える企業。ドラえもんが出迎えてくれたり、エレベーターの音声がアムロ・レイだったり、遊び心が満載で素敵な社屋でした。『ハートキャッチプリキュア！』のグッズを横目に、後ろ髪を引かれつつ帰社。一度、見学させていただきたいです！（N.M）

東京都教委が都立高校からの東大進学者を増やすための取り組みを強化するとのこと。部活動の時間も制限するとか。今回、灘校の教頭に取材をしましたが、上からの管理ということでは、灘校の真逆をいくのでしょうか。教育論は人それぞれですが、振り回される生徒たちも大変だと思います。（S.K）

ドラマ『URAKARA』（テレビ東京系）の記者会見にいってきました。「個別インタビューをしたかったのに……」と思いながら、いざ会場へ。KARAの5人は、みなさんとっても可愛らしくてスタイルがいい！　歌っている姿も生でみたかったところですが、いつかぜひ単独取材をしたいです。（I.U）