頁数/仕様
208ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版
2012年9月
在庫
在庫僅少

「言うことを聞かなくなってきた子」の育て方
思春期に入る前に知っておきたいこと

「いい加減にして!」「うざい!」――修復不能な親子関係に陥らないための子育て法。具体的な対応を知りたいお母さんへ、子育てコーチングのプロが出し惜しみなしで解説しています。
著者(肩書) 東ちひろ《一般社団法人・子育て心理学・協会 代表理事》
主な著作 『[1歳~6歳]9割は「叱ること」ではありません』(PHP研究所)
税込価格 1,296円 (本体価格:1,200円)
対象 小学校中学年以上の保護者
頁数/仕様 208ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版 2012年9月

Get Adobe Reader『目次』『見本ページ』をご覧になるにはAcrobatReaderが必要です。
予めご用意ください。


子どもは、取扱説明書を持たずにこの世に生まれてきます。そのため、わが子をどのように育てたらいいのか、親が暗中模索・試行錯誤するのが通常の子育てです。もちろん、子どもは一人ひとり違いますし、万人に通じる正解もありません。でも、みなさんは、大切なわが子の子育てを、大きくしくじることなく無事にやっていきたいと思うのではないでしょうか。私もその一人でした。
だから、せめて少しでも子育ての頼りになるよう、心理学やコーチングの手法を使い、困ったときの具体的な言い方・やり方を本書にまとめてみました。
小学生中学年・高学年以降の思春期向けの子育て本では、よく「子どもが反抗期を迎えたら赤飯を炊きましょう」「反抗は必要なことです」と書いてあります。でも、お母さんとしては、わが子が反抗してどうしようもないときの、具体的で前向きな対応を知りたいのではないでしょうか。
子どもが目に余る言動をしたとき、親はそのすべてを受け入れたほうがいいのでしょうか。そのあたりのことがわからないと、「親が子育てに困る」→「不安になる」→「つい怒ってしまう」→「ますます子どもが反抗する」→「子どもの悪態をなんとか抑えようとする」→「さらに強気な発言をする」→「さらに子どもが反抗する」→「親が子どもに『お前が悪い』と言う」→「子どもが親に『うざい』と反抗する」と、アッというまに悪循環に陥ってしまいます。
また、思春期はある日突然訪れるのではなく、「プレ思春期」といって、少しずつ親への反抗を始める時期を通過していきます。もちろん子どもが、「僕は、今日からプレ思春期に突入します」と表明するわけではありません。そのため親の目から見たら、わが子が自分のことは思い切り棚に上げて、口先だけ達者になったことを指摘したくなります。
この本では、子育ての理想については書いていません。現実的な対応について書いています。お母さんにとって、今日からすぐにでも子育てに役立つ内容を書きたいと思いました。
また私は、小学校中学年・高学年、中学校の相談員として勤務した経験から、悪態をついた子どもにはどんな対応をするといいのか、引っ込み思案の子にどんな対応をするといいのかがわかります。それをぜひみなさんにお伝えしたいという一心で、この本を書き上げました。
反抗は必要なことではありますが、それで親子の関係を大きくこじらせることなく、少しでも悩めるお母さんの手助けになれば、こんなにうれしいことはありません。  (「はじめに」より)

【第1章】思春期のことを知っておこう
◆言うことを聞かなくなってきた子どもたち
・子育てもバージョンアップが必要です
・反抗が起こるのはなぜ?
・「ココロ貯金」を見れば、子どもがわかる
・いままでの子育ての答えが出るとき
・生意気口調はプラス二歳、甘えたいときはマイナス二歳
・反抗の度合いが違うのはなぜ?
・第二次反抗期の特徴
・第一次反抗期と第二次反抗期の関係
・手がかかる子は、手をかけてほしい子

◆お母さんの心構え
・お母さんの心も大きく揺れる時期
・いまからでも遅くない
・だんだんと手を放していくのが基本
・一人の人として尊重する
・しっかりと反抗をさせる

【第2章】子どもをぐんぐん伸ばす5つのステップ
〈ステップ1〉ココロ貯金理論
・「ふれあいのプラス行動」と「ふれあいのマイナス行動」
・ココロ貯金は、ぐんぐん伸びる子を育てる
・貯金が足りないときの反応は?
・貯金がもれるときは?
・「無条件のふれあい」が確実に子どもの自信を引き出す
・やる気と自信を引き出す「ココロ貯金箱」の4つの法則

〈ステップ2〉自身を引き出す「聞き方」のコツ
・うなずき・あいづち
・オウム返し
・8対2の法則
・全体的に味方になって子どもの話を聞く
・自慢話をどう聞く?

〈ステップ3〉簡単・確実!承認のスキル
・ほめずに認める

〈ステップ4〉話し方・伝え方・質問
・私メッセージ
・攻撃されると、向かっていくか閉じこもる
・指示・命令は、指示待ち人間をつくる
・子どもが自発的に動く言葉かけ
・それでも子どもが動かないときはどうする?

〈ステップ5〉叱り方
・叱るときは、こんなとき
・「お願い口調」で伝える
・「私メッセージ」+「理由」を伝える
・タイミングよく「具体的な行動」を伝える
・行為を注意する
・ガミガミ・クドクド・ネチネチ禁止
・正しさは、時として子どもを傷つける
・それでも、子どもが言うことを聞きません
・できることから始める
・むかしの親は、もっと厳しかったはず

【第3章】反抗する子どもと接するときのヒント
◆子どものタイプ別の認め方
・反抗期の4つのタイプ
・激しい反抗がない場合

◆反抗期をこじらせない3つの鉄則
・3つの鉄則を守れば大丈夫!
・子どもを変える極意

【第4章】Q&Aでよくわかる! あの手、この手、奥の手
質問1 食事のマナーを、しっかりとしつけておきたいです
質問2 毎朝、何回起こしても起きません
質問3 きょうだいゲンカが絶えません
質問4 片づけがまったくできません
質問5 ちっとも勉強をしません。この先が心配です
質問6 自慢話ばかりで、嫌になります
質問7 不平、不満が多くて困ります
質問8 何事にも「面倒くさい」と言って、根気がありません
質問9 遊びに行くと、遅くまで帰ってこなくなりました
質問10 派手な洋服を好みます
質問11 なかなかゲームをやめません
質問12 嫌なことを嫌と言えません
質問13 夫が「ココロ貯金」を目減りさせます
質問14 子育てに疲れました。子どもがかわいいと思えません
質問15 不登校になってしまいました

【第5章】思春期の子育ては試練のときです
・子育ての答えを突きつけられる
・子育てに悩む本当の理由とは
・親が変われば、子どもも変わる
・いつだって、大切なことは同じです
・子育ては、親の器を広げる作業です
・お母さん自身のココロ貯金を貯める