頁数/仕様
240ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版
2016年2月
在庫
在庫あり

小学生の「伸びる脳」は4月・7月・9月で決まる!

学力も生活習慣もグングン伸びる子、「あと伸び」できる子の育て方を、学年別に徹底紹介します。
著者(肩書) 高濱正伸《花まる学習会代表》
主な著作 『わが子を「メシが食える大人」に育てる』(廣済堂出版)
税込価格 1,404円 (本体価格:1,300円)
対象 小学生の保護者
頁数/仕様 240ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版 2016年2月

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現在、幼児や小学生の子育て真っ最中のお母さん。
わが子に、メキメキ伸びてほしい。
イキイキと輝いてほしい。
そして何よりも、「生きる力」を育てたいと思っていることでしょう。

幼児期や小学生時代というのは、子どもが心身ともにめざましい成長を遂げる時期です。だからこそ、この時期の子育ては、子どもの成長を“時間軸”として捉え、それぞれの年代の子どもの育ちに合わせた働きかけやサポートが必要になってきます。
また、この時期の子どもたちは、新学期、夏休み、冬休みなど、園や学校で過ごす“1年の流れ”というものが、ある程度定まっているものです。それぞれの時期に、よいタイミングで親が適切な働きかけやサポートを行なうことで、子どもはよりメキメキ伸び、よりイキイキと輝くことでしょう。
今から20年以上前、私はとある予備校で、大学受験生に勉強を教えていました。そのときに、少しの壁にぶち当たってメゲてしまう子、言われたことはきちんとこなせるけれど、それ以上のことはしない指示待ちの子、すべてにおいて意欲がない子……など、「生きる力」に欠ける子どもたちを目の当たりにし、「この子たちは将来、“自分でメシが食える大人”になれるのだろうか」という問題意識が、ふつふつと芽生えたのです。
そして、「子どもが生きる力、社会を生き抜く力が身につくような学びの場をつくりたい」という思いから、学習教室「花まる学習会」を設立しました。以来、将来「自立した大人=自分でメシが食える大人」になることを大切にした独自の学習法で子どもたちを指導し、同時に、講演活動などを通じて「子どもを“メシが食える大人”に育てる」という大きな役割を担うお母さんたちを応援するメッセージを送り続けてきました。
しかし残念ながら、子どもを取り巻く状況、そしてお母さんを取り巻く状況は、少しは改善傾向が見られるものの、まだまだ“発展途上”だといっても過言ではありません。

すぐに「できない」と言う子。
チャレンジしない子。
なんでも人のせいにする子。
そんなわが子を見て、きつく叱ったり、「私の育て方がいけないんだ」と自分を責めてしまったりなど、いつも不安でイライラしているお母さん。「わが子を健やかに育てたい」という思いとは裏腹に、孤独感はいっそう増しているのではないでしょうか。

断言します。
子どもの「生きる力」「ずっと伸び続ける力」、すなわち「伸びる脳」を育むのは、ほかでもない、お母さんのまなざしです。この時期の子どもというのは、お母さんのまなざし一つでよくも悪くも変わっていくものなのです。
本書は、人間としての土台がつくられる幼児期から小学生時代の子どもを持ち、毎日一所懸命子どもと向き合い、「よい子育てをしたい」と奮闘するお母さんたちを応援するために生まれた企画です。
子どもの「生きる力」を育て、「伸びる脳」をあと押しするにはどうしたらよいのか。子どもの育ちの時間軸に沿って、母親としての心構えや求められていること、子どもへの働きかけやサポートの方法などについて、これから詳しくお話ししていきます。
難しいことは、一切ナシです。
「今のままでいいんだ」
「こんなふうに考えればいいんだ」
「明日からこうしてみよう」
日々の子育ての中での、ちょっとしたヒントとなれば幸いです。  (「はじめに」より)

【第1章】子どもの「伸びる脳」を「時間軸」で考えましょう
・子どもの「伸びる脳」をあと押しするのは、お母さん
・ビッグな人に、ビッグな母あり
・子育てのゴールは、“自分でメシが食える”大人にすること
・「トラブル」や「葛藤」を乗り越える力を
・子育ては、「いも虫」「さなぎ」「蝶」で考えるとうまくいく
・子どもを伸ばすのは、4月・7月・9月

【第2章】「いも虫の時代」の関わり方、伸ばし方
・「いも虫の時代」の子どもを伸ばすためにいちばん必要なのは「外遊び」
・「正しい日本語を使おう」という雰囲気を家庭でつくる
・「人の話を聞く態度」と「相手が聞いてきたことに答える力」を育てよう
・「いも虫の時代」のケンカは、ずっと伸び続けるための「こやし」

《いも虫の時代》
4月(1)「宿題はやるもの」としっかり意識づけを
4月(2)元気なあいさつはコミュニケーションの基本
4月(3)「姿勢」と「鉛筆の持ち方」をしっかりと
4月(4)お手伝いを始めよう
7月(1)お母さん主導で夏休みの過ごし方を組み立てる
7月(2)夏休みだからこそ、早寝早起き
7月(3)親子でパズル遊び~算数力を育てよう
7月(4)とことん遊び切る体験を重ねよう
9月(1)学校に行くのを嫌がっても、毅然とした態度で登校させる
9月(2)漢字練習は厳しく、しっかりとさせる
9月(3)“得意技”を見つけて小さな成功体験を重ねる
9月(4)勉強での苦手意識をつけさせない

【第3章】「さなぎの時代」の関わり方、伸ばし方
・「さなぎの時代」の子どもの変化は「成長」の証
・「できないまま終わっちゃった軍団」発生!?  のキケン
・周りと比べず、“自己ベスト”を目指す
・「文章で会話する訓練」を重ね、人前で話す力を身につける

《さなぎの時代》
4月(1)子どもの「変態」を受け入れ、“得意技”を見極めはじめる
4月(2)漢字学習は徹底的に。辞書引きもしっかりと
4月(3)カレンダーを利用し、予定を「見える化」する
7月(1)サマーキャンプで自然と向き合う
7月(2)川遊びのすすめ
7月(3)好きな本を思う存分読ませよう
7月(4)「暗記」を楽しもう
7月(5)ボードゲームを楽しむ
9月(1)学校以外の居場所をつくる準備を
9月(2)学校で習ったことの説明活動を始めよう
9月(3)分数学習のつまずきに注意


【第4章】「蝶の時代」の関わり方、伸ばし方
・高学年=「蝶の時代」に“子ども扱い”はNGです
・子どもに“大人の本音”を伝えよう
・信頼できる“外の師匠”を見つけることが大切
・子どもが安心して休息できる家庭環境をつくっておこう
・やればできる――ポジティブな自己像をつくり上げる

《蝶の時代》
4月(1)「あなたを大人として扱う」と宣言を
4月(2)ノートの取り方を見直そう
4月(3)復習ノートをつくろう
4月(4)子どもと相談して、習い事の“仕分け”を
7月(1)夏休みの目標を設定して達成感を
7月(2)父と息子の二人旅のすすめ
7月(3)山村留学にチャレンジして“人間力”を鍛える
7月(4)憧れの人に会うためのアプローチを
9月(1)学校以外の居場所を確保しよう
9月(2)英語の先取り学習を始めよう
9月(3)わが子の「他者性」が育っているか確認する

【第5章】お母さんだからできる! 子どもが“ずっと伸び続ける”環境づくり
・子どもは「安定したお母さん」のもとで、ずっと伸び続ける
・お母さんの「安心カード」を持とう
・働くお母さん、バンザイ!
・世界でいちばん大事な“お母さんの言葉”
・会話の最後を「よかったね」で締めくくると、気持ちが前向きになる
・きょうだいの比較は、百害あって一利なし
・大人がイキイキと楽しく暮らす姿を見せよう