頁数/仕様
136ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2020年11月
在庫
在庫あり

気になる動悸・息切れ・胸の詰まりを 自分で改善する「脈正し」

実は成人の約9割が不整脈。めまいや倦怠感を伴うと、心臓病に関わる危険な不整脈の可能性もあります。本書で正しい不整脈の知識と、予防・改善法をチェックしましょう。
著者(肩書) 石川恭三《医学博士》
主な著作 『老いのたしなみ』(河出書房新社)
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 一般
頁数/仕様 136ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2020年11月

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脈が一瞬飛んだり、急に心臓がドキドキしたりして、健康に不安を感じた経験はだれにでもあるのではないでしょうか。それが「不整脈」とわかり、深刻な心臓病が隠れているのかもしれないと心配になる人もいるでしょう。実は、こうした自覚されるもの以外にも、多くの不整脈が成人の9割以上に起こっています。
一般的に、不整脈は加齢や自律神経の不調が原因で発症しやすくなりますが、こうした不整脈については、それほど心配する必要はありません。たとえば、自律神経の不調はストレスや疲労が関わっているケースが多く、睡眠をしっかりとり、ストレスを解消すれば症状が軽減することも多いのです。また、女性に多くみられる貧血や甲状腺機能異常、更年期のホルモン変化が不整脈を引き起こすこともあります。これらの不整脈は、原因疾患の治療によって改善します。
しかし、不整脈のなかには、心配なものもあります。頻繁に起こる不整脈や、息切れやめまい、倦怠感、むくみなど、他の症状を伴う不整脈は心臓病との関連が疑われ、医療機関の受診がすすめられます。
もし、不整脈が心配なときは、一度、医師に相談してみるといいでしょう。検査を受けて、心臓に何も異常がなければ安心することができます。「心臓病ではなかった」とわかって安心することも、ストレスを減らすことになり、不整脈の予防につながるのです。また、検査の結果、たとえ心臓に不調が見つかったとしても、「早く見つかってよかった」ととらえることができます。不整脈のなかでも注意を要する心房細動は進行しやすいため、早期発見・早期治療が肝心です。
本書では、不整脈の症状があるけれど診断は受けていないという方、不整脈の自覚はないけれども年齢的に不安という方も含め、幅広い読者に不整脈の基本的な知識とともに、その予防法・改善法をアドバイスしています。本書が、自分の体調を気づかい、生活習慣を見直すきっかけとなり、年齢を重ねながらも健康で豊かな人生を送る一助になれば幸いです。  (「はじめに」より)

【第1章】心臓の危険を知らせる不整脈
・成人の9割が「不整脈」を抱えている
・脈でわかる病気のサイン
・心臓のしくみと血液の循環
・ポンプの役割を担う「心筋」
・心筋のリズムを調節するしくみ
・不整脈には3つのタイプがある
・危険な不整脈と心配のない不整脈
・怖い心臓突然死とは
・心房細動が脳梗塞や心不全の原因になる
・油断のならない期外収縮もある

【第2章】不整脈の原因と治療
・不整脈の一番の原因は加齢
・不整脈の原因になりやすい生活習慣
・不整脈になりやすい性格がある?
・女性に起こりやすい不整脈とは
・こんな症状があれば一度受診を
・不整脈の診断方法
・診断に必要な検査
・不整脈の治療に対する考え方
■不整脈の治療方法
(1)薬を使う治療
(2)カテーテルアブレーション
(3)ペースメーカー植込み術
(4)植込み型除細動器(ICD)
〈COLUMN〉不整脈で受診するときの服装

【第3章】すぐにできる不整脈の改善・予防「脈正し」
■生活習慣の改善
(1)血圧コントロール
(2)血糖値コントロール
(3)肥満の予防・解消
(4)脂質のコントロール
(5)良質な睡眠の確保
(6)ストレスの解消
(7)カフェインやアルコールとのつきあい方
■すぐ始められる「脈正し」
(1)横隔膜呼吸法
・不整脈を改善する「横隔膜呼吸」
・横隔膜を鍛えるトレーニング
(2)ストレッチ
・自律神経を整える「簡単ストレッチ」
(3)ウォーキング(有酸素運動)
(4)寝たままできるズボラ運動
・寝床でできる5分間ズボラ運動《寝る前編》
・寝床でできる5分間ズボラ運動《起床編》