頁数/仕様
80ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版
2021年2月
在庫
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首の電撃痛・頸椎の変形を引き起こす「うなじ猫背」は1分の押圧ポーズで改善!

いつのまにか頸椎が変形し、首から曲がるような猫背「うなじ猫背」の女性が増えています。本書で紹介する押圧ポーズで家事の合間に、こまめに姿勢をリセットしましょう。
著者(肩書) 清水伸一《日本整形外科学会専門医、AKA-博田法指導医》
主な著作 『手足のしびれは自分で改善 1日1分「除圧体操」』(PHP研究所)
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 一般
頁数/仕様 80ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版 2021年2月

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現代の生活環境や生活習慣は、視線を手元に落とした前かがみの姿勢をたくさんつくり出しています。たとえば移動中の乗り物の中でスマートフォン(以下スマホ)を触り続ける、食事をしながら新聞を読む、本やマンガを読む、仕事では机に座って書類に目を通したりパソコン画面を見続けたりする、ソファにごろりと横になってテレビを観る、ゲームをする、うつむいて家事をする……。
皆さんも1日を振り返ってみてください。起きている時間の大半は、こうした前かがみを必要とする動作・行動に当てられているのではないでしょうか。
スマホやパソコンの普及に加え、感染症の流行拡大以降、マスク着用で会話を控える、ソーシャルディスタンスの奨励、リモートワークといった「新しい生活様式」が定着し、人との対面での会話が激減したこと、家の中に閉じこもる生活が増えたことで、人々の「うつむく頻度」はより一層増えました。
いわば「顔を上げない生活スタイル」が増えたことで、整形外科医である私の元に来る首こり、肩こり、背部痛、腰痛、股関節痛、ひざ痛などを訴える患者さんが以前よりも格段に多くなっています。そして、そうした患者さんたちには共通する点があります。「猫背」であるということです。それも従来の猫背とは異なる、新たな猫背が目立つようになってきているのです。それは、首から猫背が始まっている「うなじ猫背」です。
「うなじ猫背」は、整形外科領域のトラブルはもちろんのこと、内臓をはじめとする体の内側にも悪影響を与え、あらゆる不調を招く元です。もし今、ひどい肩こりや腰・ひざの痛みがある、あるいは疲れがとれにくい、冷え症でつらいなど、皆さんが何らかの体の不調を抱えているとしたら、原因は「うなじ猫背」にあるのかもしれません。
そうであれば首だけ腰だけといった部分的治療、マッサージや整体、漢方薬や痛み止めなどの処方薬の服用では改善しません。それよりもまず取り組んでいただきたいのが運動療法です。
運動療法は「医学の祖」と呼ばれるヒポクラテスの時代から続く、科学的にも効果を実証されている有効な治療法です。本書では、頸椎症・首ヘルニアをはじめとするあらゆる不調の元凶「うなじ猫背」の改善に向けて、本院の患者さんたちに勧めている簡単体操(運動)を紹介しています。
どれも1分もかかりません。ぜひ日常生活に取り入れて、自力ケアで改善していきましょう。  (「はじめに」より)

【1章】痛みや不調を引き起こす「うなじ猫背」とは
・「うなじ猫背」とはどういうもの?
・「うなじ猫背」は体全体の歪みをもたらす
・「うなじ猫背シンドローム」がもたらす頸椎症をはじめとする筋骨格系の疾患
・「うなじ猫背」から内臓、血管、自律神経も不調に陥る
・女性は20代からほとんどが「うなじ猫背」に
・50代以降の「うなじ猫背」は治りにくい
・「うなじ猫背」自己チェック表

【2章】1分の押圧ポーズで「うなじ猫背」を改善
・ポーズを行うときの注意点
・記録表に自分の体の状態を記録しよう
・準備体操
■背伸びをしてからおじぎをするだけ
バンザイおじぎポーズ
■前かがみ姿勢によるこむら返りの予防に
両ひざ裏伸ばしポーズ
■縮みきった背中を伸ばす
スクワット&伸びポーズ
■前傾した頸椎が起き上がる
頸椎7番押圧ポーズ
■首、背中を正す
ぼんのくぼ2か所押しポーズ
■首を引き上げ脳の血流をよくする
ぼんのくぼ上げポーズ
■腕を前に出し肩甲骨を寄せる
平およぎポーズ
■肩甲骨まわりの可動域を広げる
クロールポーズ
■肩甲骨まわりの動きを柔軟にする
背およぎポーズ
■左右のバランスを調整する
スケートジャンプポーズ
■背骨を支え体幹筋を強化する
ネコ伸びポーズ
■骨盤の傾きを正す
片ひざ抱え
■体のバランスを整える
足裏3点立ち

【3章】「うなじ猫背」を防ぐ日常生活の工夫
・カルシウムを強化する食事をしよう
・コラーゲンで骨と椎間板の変形を防ぐ
・靱帯の弾力を促すエラスチンを摂る
・神経の回復を助けるビタミンB12を摂る
・酸化ストレスを防ぐ
・前かがみ姿勢を意識して減らしていこう
・日常生活での座り方、立ち方の注意点
・良質な睡眠で「うなじ猫背」を改善しよう