頁数/仕様
160ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版
2022年6月
在庫
在庫あり

「育ちのいい人」が使っている 一瞬で人に好かれる「たったひと言」の魔法

「もっと楽しくおしゃべりをしたい」「人間関係を良くしたい」と思っている人のために、育ちのいい人がいつも使っている言い回しや心づかいを、シーンごとにたくさんご紹介。
著者(肩書) 井垣利英《株式会社シェリロゼ代表取締役、人材教育家、マナー講師》
主な著作 『しぐさのマナーとコツ』(学研)
編集等
税込価格 1,320円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 160ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版 2022年6月

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■「会話美人」になって人生をハッピーに♪

この本は、「もっと楽しくおしゃべりをしたい」「人間関係を良くしたい」と思っている人のために、使いやすい言葉を集めたものです。
育ちのいい人がいつも使っている言い回しや心づかいを、シーンごとにたくさんご紹介しています。また、私がいつも受講生に話している「会話美人」になるための大切なヒントを、各章末のコラムの中でお伝えします。
育ちのいい人は人に好かれますが、その秘密は会話にあります。
人に好かれる人は、心が明るくなるような気持ちのよい言葉や、相手が喜ぶ楽しい話題を選んで話します。不平不満や人の悪口などマイナスなことはけっして言いません。「いいな」と思ったら、すぐにほめてくれます。いつも笑顔で話を聞いてくれるから、こちらも、話したいことを何でも話せます。「話していて心地いいなあ」と感じることもあり、うれしくなったりするのです。
それから、育ちのいい人と話していると、その思いやりの言葉に安心し、「こんな小さいことで悩まなくてもいいな」「楽しくしていれば、きっとなんとかなる。大丈夫!」と晴ればれした気持ちになれたりもします。
だから、話すのが楽しくて、その人とまた会いたいと思うのです。
おしゃべり(つまり雑談)は、目的もなく、とりとめもない、他愛のない会話だったりしますが、じつは生きていくうえで欠かせないもの。
育ちのいい人は、会話こそが、人と人とをつなぐ一番大切なものだと知っています。憂鬱なことから心を切り離し、また心をふんわり軽くしてくれることも知っています。楽しいおしゃべりが身近にあれば、人間関係の悩みもいつのまにか消えてしまいます。
だから、育ちのいい人は「会話美人」なのです。
この本には、どのページにも、あなたのおしゃべりをもっと楽しくする言葉が詰まっています。きっと毎日に笑顔が増えますよ。
あなたも「会話美人」に近づけるように、ひと言ずつ使ってみてくださいね。  (「はじめに」より)

【序章】「育ちの良さ」がにじみ出るステキな気配り
ポイント(1)花色の服を着る
ポイント(2)笑顔でしゃべる
ポイント(3)相手の目を見てしゃべる
ポイント(4)興味をもって話を聞く
ポイント(5)相手の速度に合わせる
ポイント(6)ポジティブな言葉で!
ポイント(7)絶対に好かれる魔法の言葉

【第一章】あいさつのひと言
■初対面の人に好印象を与えたいとき
・まず「ニコッとする」があいさつの基本です
■印象に残る自己紹介がしたいとき
・「えっ」と記憶に残る興味深いフレーズを!
・ちゃんと自己紹介をするための「自己分析」
■久しぶりに会ったとき
・親しいからこそ言いたい「会えてよかった」
■知人に挨拶をするとき
・ほめ言葉は、相手の心に贈る言葉のギフトです
《コラム1》いつもご機嫌な自分でいましょう

【第二章】相手ともっと親しくなりたいときのひと言
■親友になりたいとき
・相手と仲良くなりたいときは、AQの法則で!
・仲良くなるにはまず、お互いの共通点を見つけましょう
■ママ友として付き合いたいとき
・子どもが遊んでいるお友だちのママに、すかさず声がけを
・いい人と思われつつ、そつなく距離を置く方法
・好かれながら距離を保ちたいなら「スタンバイ・スマイル」で
■尊敬する相手と親しくなりたいとき
・感謝の気持ち、素直な気持ちを伝えるのが一番です
■絶対に言ってはいけないひと言
・仲良くなりたいなら、相手を否定する言葉はNG!
《コラム2》どんな会話も「一期一会(いちごいちえ)」を心にとめて

【第三章】気まずいときのひと言
■相手が機嫌を悪くしたとき
・先に謝って、なごやかなムードに戻しましょう
■謝りたいとき
・“すぐに、心から謝る”のがポイントです
■沈黙が続いたとき
・新しい話題にどうやって切り替えるかが決め手です
・雑談のテーマを探すときはTHANKSで!
《コラム3》育ちのいい人は言葉の裏を読まない

【第四章】言いにくいことを言うときのひと言
■頼みごとをしたいとき
・言いにくいことを言うときは、本題に入る前に前置きを!
■何かを断りたいとき
・断りたいのか、本当は引き受けたいのかの線引きをしましょう
■折り入って何かを聞きたいとき
・「親しき中にも礼儀あり」を忘れずに!
■相談したいとき
・「力を貸してほしい」と率直に言いましょう
■どうしても意見を言いたいとき
・あえて意見を言いたいときの前置きの言葉
■相手に改善してほしいことを言いたいとき
・「今のままじゃもったいない」という気持ちを伝えましょう
・マイナスの言葉はプラスの言葉ではさむ!
・ハンバーガー方式で言い換えましょう
《コラム4》「会話美人」は相手に七割話してもらう

【第五章】ほめたいときのひと言
■さりげなく相手をほめたいとき
・思った瞬間に、言葉にしてほめるトレーニングを!
■同年代の人をほめたいとき
・心の底からスゴイねと言える自分になりましょう
■目上の人をほめたいとき
・尊敬の思いを込めて伝えましょう
■目下の人をほめたいとき
・感謝の気持ちを素直に伝えましょう
■お祝いの気持ちを伝えたいとき
・お祝いの言葉は、相手をほめるひと言を添えて!
《コラム5》聞き上手な人が使っている「質問」と「うなずき」の言葉

【第六章】お礼を伝えたいときのひと言
■お世話になった方にお礼を言いたいとき
・自分史上、最大級のお礼の言葉で、心から感謝!
■何かをいただいたとき
・大げさに喜ぶぐらいが、ちょうどいい
■ほめられたときに返す言葉
・ほめられたときは「ありがとう」と感謝を!
《コラム6》コミュニケーションの基本は「伝わるように、伝える」こと

【第七章】励ましたいときのひと言
■失敗した人を励ましたいとき
・前向きな気持ちになれる言葉をかけましょう
・失敗は単なる時間調整と思おう!
・失敗は未来の自分のために起きる
・浪人したおかげで、今の私がある
■お見舞いの気持ちを伝えたいとき
・相手を大事に思う気持ちを込めて「ゆっくり休んでね」の言葉を
■近親者を亡くした人に声をかけるとき
・実際に会ったときに伝える
《コラム7》育ちのいい人は「笑い」の大切さを知っている

【第八章】子どもや孫へのひと言
■失敗したとき
・失敗しても大丈夫なのだと、子どもに伝えましょう
■イタズラをしたとき
・まずは元気に育っていることに感謝!
■うまくできたとき
・ほめ言葉がそのまま記憶として残るような、ほめ方をしましょう
■進級や進学をするとき
・新しい環境に飛び込む子どもに励ましの言葉を!
■勉強をさせたいとき
・「やらされ気」を「やる気」にさせよう!
■何かを約束させたいとき
・約束とは守るためにするもの
《コラム8》小さな幸せに感動できる「感動屋さん」になりましょう

【第九章】その他の「好かれるひと言」
■お福分けをしたいとき
・お裾分けではなく「お福分け」!
■旅先で買ってきたお土産を渡したいとき
・旅先のお土産は食べ物など、あとに残らないものを!
■近しい人にプチプレゼントをあげたいとき
・「相手に喜ばれるものは何か」を考えて選ぶのがポイント
■年中行事にちなんだ贈り物をしたいとき
・年中行事を身につけて粋な人に!
・年中行事をきっかけに、おしゃべりをしませんか?
■忘れっぽい相手に念押ししたいとき
・ユーモア交じりに言ってください
■遅刻しそうなとき
・遅刻しそうとわかったときは、すぐに連絡しましょう
■相手が遅刻してきたとき、しそうなとき
・遅れてきた人を安心させる言葉がけを
■そろそろ会話を切り上げたいとき
・楽しい時間はあっというまに過ぎるものです
■心に残る別れの挨拶
・今日ここで会えたことに「ありがとう」を!
《コラム9》合わない人とは会わなくていい