頁数/仕様
80ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版
2024年1月
在庫
在庫あり

今日からできる60歳からの自力防犯

「家を守る」「泥棒に入られたら」「詐欺に騙されない」「街歩きにも注意」の4つのポイントから、力の弱い女性でも身近なものであなたの大切なものを守る方法を紹介。
著者(肩書) 監修:京師美佳《防犯アドバイザー、犯罪予知アナリスト》
主な著作
編集等
税込価格 1,320円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 80ページ / 縦:25.7cm 横:18.2cm
初版 2024年1月

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近年、シニアを狙った多種多様な犯罪が増えています。
「犯罪」には空き巣や強盗、詐欺、スリ、ひったくりなどいろいろな種類がありますが、法務省の「犯罪白書」によると、いちばん被害に遭いやすいのが65歳以上の女性です。なかでも街角の詐欺、玄関から来る詐欺、電話からの詐欺、ネット上での詐欺の被害が多いことがわかっています。
シニア女性が狙われるのは、日中にひとりで在宅していることが多いこと、情にあつく「困っているなら何とか助けてあげたい」と思ってしまうこと、そして力が弱いため、抵抗されても大丈夫と思われていることなどが理由です。
もちろん、犯罪報道が絶えない昨今、皆さんの中にも日頃から用心している方は大勢いらっしゃると思います。けれども犯罪の手口はどんどん巧妙化していて、どんなに気をつけていても「大丈夫」「安心」はありません。「用心深いから自分は被害に遭わない」と思わず、「やり過ぎかも?」と感じるぐらい強い防犯の意識をもって、犯罪被害に遭わないための対策をしていただきたいと思います。
私は父が警察署長、姉が刑事という家庭環境だったことや、自分自身も20代のときにさまざまな犯罪被害に遭った経験があることなどから、犯罪セキュリティや防犯について学び、現在は防犯アドバイザーという仕事をしています。
この本では、これまでの経験や学んだ知識をもとに、シニア女性がどのように自分の身や家族、家を守るとよいかについてポイントをまとめました。皆さんの安全のために、ぜひとも本書を役立てていただきたいと思います。  (「はじめに」より)

●シニア女性のいる家はどうして狙われやすい?
●ここが危ない! 防犯見取り図をチェック!

【第1章】家を守る
・こんな泥棒、あんな泥棒に注意!
・侵入を防ぐ(1)一軒家は防犯砂利を敷いたりすることで防犯対策のアピールを
・侵入を防ぐ(2)中高層マンションは出入り口と窓に対策を
・侵入を防ぐ(3)マーキングをチェックする
・侵入を防ぐ(4)泥棒に破られにくいドア・窓対策
・侵入を防ぐ(5)旅行中に空き巣に入られやすい家の条件
・侵入を防ぐ(6)宅配業者などを装った犯罪者への対策
・盗難を防ぐ(1)こんなお金の隠し場所は犯人にはお見通し
・盗難を防ぐ(2)大切なものは数か所に分けて保管
・盗難を防ぐ(3)金銭以外に盗まれると厄介なもの
・盗難を防ぐ(4)情報を盗まれるのはもっと怖い
・盗難を防ぐ(5)ご近所に泥棒が入ったら気をつけるべきこと
・家に設置できる防犯グッズ(1)玄関編
・家に設置できる防犯グッズ(2)窓・室内編

【第2章】もしも泥棒に入られたら
・泥棒に入られたときにやるべき6つのこと
・PCやスマホを盗まれたときにやるべき4つのこと
・マイナンバーカード、免許証、健康保険証が悪用されないために
・在宅中に不審者に入られたら
・鉢合わせを防ぐために
・主な盗難連絡先

【第3章】詐欺に騙されない
・詐欺は生活のいたるところにある
・街角で遭いやすい詐欺
・玄関からやって来る詐欺
・電話で遭いやすい詐欺
・インターネットで遭いやすい詐欺

【第4章】街歩きにも注意
・スリ、置き引き
・ひったくり
・自転車
・電車、バス
・車
・各種相談窓口一覧