第9回「PHP作文甲子園」には、2,600作品の応募がありました。
PHP編集部による第1次・2次審査で30作品が最終選考に残りました。
谷本惠美(カウンセラー、著述業)、佐原ひかり(小説家)、
瀬津要(PHP研究所代表取締役社長)、丹所千佳(月刊誌『PHP』編集長)の4名による最終審査の結果、
下記のとおり賞を決定しました。
中学生最優秀賞(1名)
阪田拓磨(東京都・世田谷学園中学校2年)
高校生最優秀賞(1名)
グエン ヴー アイン クアン(岡山県・岡山学芸館高等学校2年)
優秀賞(10名)
相澤美羽(岡山学芸館高等学校2年)
池本靖悠(鳥取市立桜ヶ丘中学校3年)
岩内悠翔(聖ヨゼフ学園日星高等学校3年)
五島杏菜(福岡県立折尾高等学校3年)
首藤悠里(福岡県立折尾高等学校2年)
田口世南(池田学園池田高等学校2年)
田村真之助(鳥取市立桜ヶ丘中学校3年)
中村顕也(海陽学園海陽中等教育学校1年)
福山 愛(愛媛県立松山西中等教育学校5年)
吉田優香(福岡県立折尾高等学校3年)
※50音順、敬称略
上記受賞作品12編を、月刊誌『PHP』2026年1月号より順次掲載いたします。
副賞として、最優秀賞に3万円分、優秀賞に1万円分の図書カードを贈呈します。
入賞(18名)
青山新之介(岡山学芸館高等学校1年)
荒木 奏(長崎県立島原商業高等学校3年)
入江侑希(岡山学芸館高等学校2年)
大石昂生(津山工業高等専門学校2年)
桐山奈音(岡山学芸館高等学校2年)
佐藤奈那(聖ヨゼフ学園日星高等学校3年)
佐貫悠己(岡山学芸館高等学校2年)
髙岸 鈴(岡山学芸館高等学校2年)
趙 悠然(岡山学芸館高等学校1年)
辻󠄀 菜々子(岡山学芸館高等学校2年)
恒藤成剛(岡山学芸館高等学校1年)
中塚 栞(大阪教育大学附属池田中学校3年)
野﨑脩真(岡山学芸館高等学校2年)
野村心乃(福岡県立折尾高等学校3年)
廣田彩葉(聖ヨゼフ学園日星高等学校1年)
藤田りんか(山陽女学園中等部1年)
御手洗香澄(福岡県立折尾高等学校3年)
村上優希(鳥取市立桜ヶ丘中学校3年)
※50音順、敬称略
谷本惠美
お一人お一人の大切な出会い。出会いは本人がそれに気づくことから始まります。その自分だけの気づきを表現しているので、皆、素直な自分の言葉で書かれていて素敵な作品ばかり。読むのは楽しかったけれど、そこから選ぶというのは本当に難しかったです。
中学生・高校生の皆さんは、これからも色々な出会いに遭遇するかと思います。それは良い出会いばかりではないかもしれません。でも、それらからも、色々なことを気づき、感じ、学び、自分を構築していく力を持っている。そう感じ、これからの世代に期待せずにはいられませんでした。ありがとうございます。
佐原ひかり
誰も知らないことを教えてください。それはなにも「世界の秘密」や「専門的なこと」ではありません。たとえば、「出会いがあれば別れがある」ということを、私たちは知っています。でも、あなたがどんな「出会い」(もしくは別れ)を経験したのかは知りません。その出会いでどう感じたのか、どうして「忘れられない」のかは、世界中でたったひとり、あなたしか知りません。だからこそ、それがこまやかに手抜かりなく書かれている文章に、私はとても惹かれます。
これからもぜひ、誰も知らないあなたのことを、あなたの言葉で教えてください。
※「作文甲子園」は株式会社PHP研究所の登録商標(第6674402号)です
月刊誌『PHP』は、全国の企業・団体様のご協賛をいただき、
それぞれの地域の学校へ贈られています。
地域社会貢献として、貴社も『PHP』をご活用ください。