ムヒカ前大統領推薦!あなたの一日、そして世界を良くするための「10の問いかけ」を、ストーリー仕立てで紹介する新しい感覚の絵本です

ストーリー

旅人編

彼は、旅人です。

動物のこと、植物のこと、気象のこと、ものを作る技術、作物を育てる方法、いろいろな国の言葉。
世界中を旅する中で、彼は、じつにたくさんのことを学びました。

そして、笑顔をたたえた彼は、請われるままに、だれにでも、学んだことを親切に教えました。
彼は、請われるままに、自分の目で見た世界中のことを、くわしく話して聞かせるのでした。

どの村でも、暮らしの役に立つことを教えてもらいたいと、彼のもとに人々が集まりました。
どの町でも、わくわくする話を聞きたいと、彼のもとに人々が集まるのでした。

そんな彼が語る話の中で、子どもも大人も、男も女も、裕福な人も貧しい人も、そしてどの国の人も、「なるほど」「やってみよう」と思う話がありました。

それは、『あなたの一日が世界を変える』ということ。

これは、彼が、一人の日本人から教えてもらった話です。
そして、彼が、できるだけたくさんの人に伝えたいと思った話です。

だから彼は、いつでも、どこでも、だれにでも語るのでした。
『あなたの一日が世界を変える』ということを。
さらには、その一日一日をたいせつに生きるための、今日が輝かがやく「10の問いかけ」を。

そう、この町でも、こんなふうに……。

青年編

旅人が語る『あなたの一日が世界を変える』に共感した町の人の中に、工場で働く一人の青年がいました。

『あなたの一日が世界を変える』、この話に心動かされた青年は、旅人が、その話の中で、自分の人生の今日という一日をたいせつにし、よりよく生きるための具体的な方法として教えてくれた、今日が輝やく「10の問いかけ」を、毎日、自分自身に問いかけました。

それは、朝目覚めたときに。
それは、夜眠る前に。
彼は、机の前にも、鏡のとなりにも、今日が輝かがやく「10の問いかけ」を掲げていました。

今日という一日をたいせつにし、よりよく生きること。
それは、旅人が『あなたの一日が世界を変える』で語った通り、青年自身から、さらには彼の身近なところから、よりよい世界を実現していきました。

青年は、一日一日をたいせつに過ごしました。
そして、そのすべてが、すなわち、彼の豊かな人生となったのでした。

そう、こんなふうに……。

10の問いかけ

あなたは、今、笑顔ですか?

あなたにとって、たいせつな人はだれですか?

あなたが、たいせつな人のためにできることは何ですか?

あなたが、他の人や社会のためにできることは何ですか?

あなたは、自らの良心にしたがって行動することができますか?

あなたは、「気づき」をたいせつにしていますか?

あなたは、素直な心で「ありがとう」が言えますか?

あなたは、どんな人になりたいのですか?

あなたは、どんな一日を過ごしますか?

あなたは、今、笑顔ですか?

10の問いかけ

朝、目が覚めたときに。ふだんの生活の中で。夜、寝る前に。もちろん、できるときだけでもかまいません。
この、今日が輝かがやく「10 の問いかけ」を静かに自分にたずねてみてください。
たとえ、一つでも心に留めることがあれば、きっと、あなたの一日が少しずつ変わってくるにちがいありません。
そして、「これはいいな」と実感していただければ、あなたが伝えたい人に『あなたの一日が世界を変える』とともにお話しください。
そうすれば、あなたとあなたの身近なところから、「世界」は、何倍もよくなるのですから。

作者からのメッセージ

私は、日本に住んでいる児童文学作家です。

一人ひとりが今日という一日をたいせつにし、よりよい一日を過ごすことにより、自分自身から、さらには身近なところから、平和でよりよい世界を実現していく『あなたの一日が世界を変える』。これは、私が、小学校の教員だった20代のころから考え、機会があるごとに伝えてきたことです。
このことについて、さらに広く知ってもらおうと考えたのは、2004年のことでした。

2004年2月、私は、突然脳梗塞になりました。左半身が麻痺し、動くことも、そして話すこともできなくなったのです。ぼんやりとした意識の中、挫折感と絶望感で、ベッドの上の私は、ただ涙を流すだけの毎日でした。さらには、脳梗塞の部位が脳幹という生命の維持に関わるきわめて重要な部位であったため、毎朝目が覚めると生きていることの確認から始まる日々に、まるで断崖絶壁から体を乗り出して、真っ暗ながけの下をのぞきこむような恐怖感が私を襲いました。

そんな中で、私はたいせつなことに気づいたのです。それは、こうした状況を悲しんだり恐れたりすることは、生きているからこそできるのだということ。そして、私は、家族や友だちをはじめ多くの人に支えられ、たくさんの愛と幸せの中で、生かされているのだということです。では、そんな私が、自分の家族や社会さらには世界のためにできることは、なんでしょうか。そのとき私は、『あなたの一日が世界を変える』ということ、そして、今日が輝く「10の問いかけ」にある、今日という一日をたいせつに過ごすことや、素直な心でよりよく生きること、そして人生の意味をあらためて自分自身に問いかけ続けたのです。

くすのきしげのり『あなたの一日が世界を変える』挿絵

ふり返ってみると、こうして自分の人生や生き方について見つめ直した月日は、「神様がくれた人生のハーフタイム」であったのだと思います。そしてこのハーフタイムのおかげで、私は、人生の後半戦について、じっくりと考えることができたのです。

そのときからずっと、私は、児童文学作家として、世界中の読者に愛され、永く読み継がれる作品を書き続けることとともに、『あなたの一日が世界を変える』の考えをできるだけたくさんの方にお伝えし、共感し実践していただくことが、今こうして奇跡的に快復した私が生かされている意味の一つであると考えてきました。

今回、この『あなたの一日が世界を変える』をPHP研究所より、1冊の本として世界に向けて出版していただくことができました。

どうか、この本を手にしてくださったあなたの一日が、よき日となりますように。

そして、世界が平和になりますように。

profile

くすのきしげのり

1961年生まれ。徳島県在住。鳴門教育大学大学院修士課程修了。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長等を経て、現在、作家として児童文学を中心とする創作活動と講演活動を行っている。主な作品として、『おこだでませんように』『メガネをかけたら』(以上、小学館)、『ニコニコ・ウイルス』『「ごめんなさい」が いっぱい』『おにぼう』(以上、PHP研究所)など。日本および海外(翻訳)において多くの作品がある。

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英語音声収録協力/一般財団法人 英語教育協議会(ELEC)
ナレーター/レイチェル ウォルツァー

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購入

2016年11月25日発売

あなたの一日が世界を変える[日英対訳]
今日が輝く「10の問いかけ」


[ 著者 ]
くすのき しげのり/作
古山 拓/絵 花丘ちぐさ/英訳
[ 判型 ]
B5判変形上製
[ ページ数 ]
48ページ
[ 定価 ]
1500円+税
[ ISBN ]
978-4-569-78604-9
[ 対象年齢 ]
高学年から大人まで
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