
9マス×6行の「正方形の原稿用紙」に収められた「54字の物語」は、短いからこそ「意味がわかるとゾクゾクする」究極の短編小説として、いまTwitterをはじめとするSNSで話題になっています。
「54字の物語」の生みの親である氏田雄介さんによる書籍『54字の物語』シリーズでは、ページをめくると「物語の解説」があり、ひとつの物語で二度も三度も楽しめる構成になっています。
9マス×6行の原稿用紙につづられた「54字の物語」を90話収録。
こどもから大人まで楽しめる、世界一短い(かもしれない)著者書き下ろしの超短編小説。
1989(平成元)年、愛知県生まれ。早稲田大学を卒業後、面白法人カヤックに入社。インターネット、SNSを主戦場にした広告やコンテンツの企画・制作を手がける。2018年、株式会社考え中を設立し、企画作家として独立。
著書は、ごく当たり前のことを詩的な文体でつづった『あたりまえポエム 君の前で息を止めると呼吸ができなくなってしまうよ』(講談社)や、1話が54文字の超短編集『意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 54字の物語』(PHP研究所)など。「ツッコミかるた」や「ブレストカード」など、ゲームの企画・イラストも手がけている。
PHP研究所では不定期に「54字の文学賞」を開催しています。
『54字の物語』をつくって、ぜひご投稿ください!
Twitterで投稿作品を閲覧する場合は「#54字の物語」で検索してみてくださいね。
【第一回 大人の部 大賞】
Baku Shibutani(@ShaTapirus)
面白かったです。これはフリガナもついているし、解説も一つ一つきちんとあるので生徒におすすめしたい本だなあと思いました。意味が分かると怖い話とかはネットとかでよくありますが、これは怖い話だけでなく面白かったり、いろんな意味でゾクゾク来るお話でした。54文字だけでこの世界観を作ることができるのは、日本語ならではなのではないでしょうか。最後に54文字のお話の作り方の解説もあり、是非生徒にやってもらいたいなと思いました。
(教育関係者)
あとから、あとから、あとから、あとから、あとからじわ〜〜〜〜とくる物語がいっぱい。1話1話「じわ〜〜〜、ぞくぞくっ」を楽しんでから確認のため、解説ページを読むのがおすすめです。自分でも作ってみると、話をまとめる、ストーリーを整えるなどの国語力UPにもつながります!
(書店員)
全編に解説が付いてます。今回は、シュールな54字が多く面白かったです。人前で読むと、思わず声が出てしまいそうなので一人の時に読むのがおススメです。
(読者)
日本の文章のいいところを本当に感じました。有るものは自分の理解とぴったりあって、有るものは自分の理解の想像外で、有るものは自分の理解のほうがいいなって思って、多くのものは、あ〜なるほどってなる。すごいエンターテイメント性にとんでいると思います。読書好きになるための一歩としても最適。
(読者)
授業で自由にご使用いただけるプリント「54字の物語を作ってみよう」をご用意しました。
2019年1月31日まで開催中の「第3回 54字の文学賞」にも、こちらのプリントでご参加いただけます。
ぜひご活用くださいませ。
『54字の物語』シリーズのPOPとパネルをご用意しました。
ぜひご活用ください!