おてんとうさまが みてますよ
発売日
2017年09月15日
判 型
B5判変型上製
ISBN
978-4-569-78670-4

おてんとうさまが みてますよ

著者 山本省三作
日隈みさき絵
青谷洋治企画協力
主な著作 <山本・主な著作>『もしも宇宙でくらしたら』(WAVE出版)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 「ぼく」がママの指輪を勝手に持ちだして遊んでいたらなくなって……。「おてんとうさまが見ている」ことを子供に伝える大切さを説く本。



 いたずら好きの「ぼく」が、お母さんの指輪を引き出しからこっそり取り出して遊んでいたところ、飼い猫のタマにもっていかれてなくなってしまう。でも、杖を拾えずに困っているおばあさんの杖を「ぼく」が拾ってあげたところ……。

 本書では、「ぼく」の「よいこと」も「悪いこと」も「おてんとうさまが みている」ということが、自然に理解できるような内容になっています。

 「おてんとうさまが みている」という言葉は、日本人になじみの深いものです。皆がよく聞き、使ってきたこの一言に、私たち日本人が大切にしてきた心が込められていると言えるのではないでしょうか。

 「ポカポカするおてんとうさまの目っていいな……」――日本文学研究者のロバート・キャンベルさんが推薦する一冊。