幕間(まくあい)のモノローグ
発売日
2021年02月25日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-84853-2

幕間(まくあい)のモノローグ

著者 長岡弘樹著 《作家》
主な著作 『教場』(小学館文庫)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 ドラマや映画の撮影現場で起こる事件の謎を、ベテラン俳優が時に厳しく、時にやさしく解き明かしていく。著者渾身の連作ミステリー。



 名演技に潜む「罪」と「罰」――

 ドラマや映画の撮影中、舞台の演技中に起こるさまざまな事件やトラブルを鮮やかに解決するベテラン俳優の南雲。――そこにはある秘密が隠されていた。

 『教場』の著者が、芸能界に生きるものたちの“業”を描いた連作短編ミステリー。

 「辞めたい」という俳優に、自信を取り戻させた不思議な練習方法。

 「斬られ役」の俳優が、なぜかカメラに背を向けて倒れた理由とは。

 俳優のマネージャーが「わざと」自動車事故に遭ったのはなぜか。

 脚本家に「下手だ」と思われていた俳優を、なぜ南雲は主役に抜擢したのか。

 南雲の狙いは何だったのか。彼にはなぜ真実が見えたのか――。