書籍
- 発売日
- 2013年02月28日
- 判 型
- B6判並製
- ISBN
- 978-4-569-81071-3
金色の笑顔
著者 | 北林雨夏著 《脚本家》 |
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税込価格 | 1,047円(本体価格952円) |
内容 | 高校二年生の安藤小麦は学校に馴染めず休みがちの日々。そんな中、余命を宣告された祖父から「初恋の人」への届け物を託されて……。 |
第1回「ありがとう大賞」大賞受賞作品。
絵にこめられたメッセージと、大切な人への真摯な気持ちが胸を打つ感動作。
高校2年生の安藤小麦(こむぎ)は、母と祖父の3人暮らし。家庭の事情で転校したものの、学校に馴染めず、日々募る孤独感を自分でも持て余し、母との関係もうまくいかなくなり、不登校予備軍になっていた。そんな小麦をあたたかく見守っていた祖父が余命3カ月と宣告される。
「この絵を、ある人に届けて欲しい」――病床の祖父から頼まれた小麦は、一度は拒否するが、祖父が元気になるならと、絵を届ける決意をする。信州松本へと旅立った小麦は、そこで出会ったさまざまな人たちとの触れ合いの中で、自分という存在、生きるということに、向き合い始めるようになっていく……。
「今、この作品を世に送り出すことに意味がある」と選考員絶賛の作品。
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