文蔵 2020.3
発売日
2020年02月14日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76936-3

文蔵 2020.3

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 【ブックガイド】歌舞伎、能から、文楽、舞踊、落語まで日本の「伝統芸能」に小説で触れる【待望の新連載!】近藤史恵「おはようおかえり」【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり 旅立ち篇」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/朝井まかて「朝星夜星」/西條奈加「六つの村を越えて髭をなびかせる者」ほか



 【ブックガイド】歌舞伎、能から、文楽、舞踊、落語まで 日本の「伝統芸能」に小説で触れる…大矢博子
●知らざあ言って聞かせやしょう~歌舞伎
●この世の名残り、夜も名残り~文楽・能・狂言
●朧月夜やほととぎす~舞踊・音楽
●おあとがよろしいようで~落語

 【待望の新連載!】近藤史恵 おはようおかえり 1 大阪の和菓子屋で育った姉妹と母、祖母の三代の女性たちを巡る物語。

 【連載小説】
●朝井まかて 朝星夜星 6 丈吉が病に倒れた。ゆきと、丈吉の妹よしは、店を守るために必死に働く。
●坂井希久子 涙雨(後編) 雨の日は、一回休み 6 ソープランドで倒れてしまった佐渡島を、病院で見守ってくれた女性とは。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇 7 おいちが十斗とともに、女人のための医学塾を開く明乃を訪ねると……。
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者 11 蝦夷地への夢を捨てきれない徳内を、津軽の地で温かく迎える人たちがいた。
●宮部みゆき 冥土の花嫁 その六 きたきた捕物帖 18 いわい屋のおかみが命を落とす。みかり様のバチなのか、それとも──。

 【連作読切小説】乾くるみ カラット探偵事務所の事件簿Season3 File16 前妻が盗んだもの 離婚した元妻がこっそり家に入った形跡があると、依頼人は話し出す。