戦国武将の「闇」100のミステリー
発売日
2017年11月17日
判 型
B6判並製
ISBN
978-4-569-83737-6

常識がくつがえる!
戦国武将の「闇」100のミステリー

著者 渡邊大門著 《歴史学者、(株)歴史と文化の研究所代表取締役》
主な著作 『信長研究の最前線 2』(洋泉社新書)
税込価格 713円(本体価格648円)
内容 本能寺で信長を討った明智光秀に黒幕がいた? 光秀は小栗栖で死んでない? 嶋左近は二人いた? 囁かれる異説から闇の戦国史に迫る。



 本能寺の変で織田信長を討った明智光秀の背後に、黒幕はいたのか? 関白・太政大臣に上りつめた豊臣秀吉は、「あやしの民」なのか? なぜ光秀の重臣・斎藤利三の娘が、徳川将軍の乳母となったのか? 徳川家康は、実は大坂夏の陣で討死していたのか……?

 戦国時代の人物の中で、その活躍をよく知られている信長、秀吉、家康だが、彼らの逸話には後世創作されたと思われる部分が少なくなく、それらを取り除くと意外にもわからない点が非常に多い。私たちが当たり前だと思っていたことが、実はそうではない可能性が示されたとき、その先には謎に満ちた深い闇が広がっているのだ。本書は本能寺の変、信長、秀吉、家康にまつわる謎を中心に、他の武将も取り上げながら、常識として知られている事柄が史実でないとしたら、実際はどうであったのかを、最新研究に照らしつつ探っていく。果たして歴史の闇の先に、おぼろげながらも見えてくるものは何なのだろうか。