文蔵2020.9
発売日
2020年08月20日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90031-5

文蔵2020.9

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 【特集】読むだけで楽しい、美しい、美味しい! 五感で感じる「旅小説」【連載小説】あさのあつこ「おいち不思議がたり 旅立ち篇」/小路幸也「続・すべての神様の十月」/宮部みゆき「きたきた捕物帖」/朝井まかて「朝星夜星」ほか



 【ブックガイド】読むだけで楽しい、美しい、美味しい!

 五感で感じる「旅小説」…大矢博子

 辿る、出会う、味わう 旅の醍醐味

 逃げる、追う、探す 旅のミッション

 昔の人も、旅をした

 さらに広い世界へ 海外の旅

 【連載小説】
●小路幸也 天狗さまのもとに 続・すべての神様の十月3 出動すると、なぜか勝手に火事が消えてしまう消防士。その意外な理由とは?
●近藤史恵 おはようおかえり6 小梅は妹に乗り移った曾祖母と梅田に出掛けるが、あることに腹を立てる。
●朝井まかて 朝星夜星11 川口居留地近くでは外国人との間に事件が起き、おゆきは心を痛めていた。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 旅立ち篇12 おいちは伯母のおうたに諭され、新吉と将来について話し合うことにする。
●西條奈加 六つの村を越えて髭をなびかせる者16 獄中死した青嶋を思い、何も手につかない徳内をある人物が訪ねてくる。
●宮部みゆき 子宝船 その三 きたきた捕物帖22 「多香屋」の若夫婦は宝船の絵を手に入れ、子を授かることができたが……。
●山本一力 緋色の壺 その七 献残屋佐吉御用帖35 賭場の盆の前に進んだ佐吉は、あるじ永承に言われた通りに勝負をかける。

 【話題の著者に聞く】鯨井あめ『晴れ、時々くらげを呼ぶ』 小説は至高です。そう信じて書き続けます。