文蔵2024.11
発売日
2024年10月18日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-90432-0

文蔵2024.11

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 825円(本体価格750円)
内容 【特集】人気シリーズ第三弾『気の毒ばたらき』発売記念 宮部みゆき 「きたきた捕物帖」の世界 【連載小説】高殿 円「せどりの女王」/篠田節子「ホテル・ボルネオ」/中山七里「武闘刑事」/和田はつ子「汚名 伊東玄朴伝」/あさのあつこ「おいち不思議がたり」/宮本昌孝「松籟邸の隣人」ほか

【特集】

 人気シリーズ第三弾『気の毒ばたらき』発売記念!

 宮部みゆき「きたきた捕物帖」の世界

 【刊行に寄せて】
●北一の応援団が、ますます増えていきます━━宮部みゆき『気の毒ばたらき』ひと目でわかる人物相関図

 【ブックガイド】三十五年の作家生活の集大成となるシリーズ
●二人の成長と、広がり続ける世界観から目が離せない!……細谷正充
●時代を超越した”毒”の描き方に脱帽/想いが受け継がれることで、世の中は続いていく/『〈完本〉初ものがたり』『桜ほうさら』「ぼんくら」……過去の名作のキャラクターが次々に

 【連載小説】
●高殿 円 せどりの女王2 「私、殺したいやつがいる」と語った遠火が、次に打ち明けたこととは。
●篠田節子 ホテル・ボルネオ3 大浦は、アバスとともにホテルを建設する理想の土地を探し始める。
●中山七里 武闘刑事 6 米軍に拘束された郡山は、尋問をしてくる米兵相手に突破口を探る。
●和田はつ子 汚名 伊東玄朴伝7 蛮社の獄の後、脱獄・逃走していた高野長英が突然玄朴のもとを訪れる。
●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇13  おいちは事件の謎を解く鍵が箱崎町にあると感じ、仙五朗らに訴える。
●宮本昌孝 松籟邸の隣人26 第二十二話 グランド・ホテル(後編) 条約改正が成った日、お祭り騒ぎの横浜に復讐を誓った男がやって来る。

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