キスの運び屋
発売日
2005年12月20日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-68520-5

キスの運び屋

著者 ロベルト・ピウミーニ作
長野徹訳
主な著作 『光草』(小峰書店)
税込価格 1,100円(本体価格1,000円)
内容 児童文学の名手ロベルト・ピウミーニのワクワク・ドキドキの短編集。朝の読書の時間で読書嫌いの子どもたちでも読みきれるショート集!



 最後の最後まで、結末が読めないワクワク・ドキドキが続く8編からなるショート・ショート集です。各編とも2、3回の朝の読書の時間だけで読むことができます。

 第1章「アルチバルド・ヴァカンツァ氏のニュース」…ある朝、いつものように新聞をひらくと、そこには真っ白な空間が…。ニュースが姿を消してしまった世界でヴァカンツァ氏がやったこととは。第2章「アレッサンドラの窓」…美しいアレッサンドラの心を手に入れようと、窓の下で若者たちが列をなしています。ところが窓は開く気配もありません。どうすれば窓は開くのでしょうか。第3章「キスの運び屋」…遠い戦場にいる良人のために、夫人はキスを召使いに運ぶように命じました。頼まれた召使いが考えた方法とは…。第4章「サウル親方の靴」…たぐいまれな腕をもったサウル親方のつくった靴には不思議な力が備わっていました。その靴を履いたまま地獄に落ちたモディは…。ほか4編。