うさぎにもわかる経済学
発売日
1999年06月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-57284-0

うさぎにもわかる経済学

著者 長瀬勝彦著 《駒澤大学経営学部助教授》
税込価格 586円(本体価格533円)
内容 銀座のコーヒーが高いのは土地が高いからではない!? 専門用語も数式もいっさい使わず、読むだけで経済学的なセンスが身につく本。



 銀座のコーヒーが高いのは、銀座の土地の値段が高いから? 街角で10円で売られているPHS、メーカーはそれでも損をしないの? 行列ができる話題のラーメン屋、どうしてお店を広げないのかしら? そんな疑問の答えは本書の中。 本書は、ふだん何気なく見たり聞いたりしている物事や街角の風景をとっかかりに、経済学の基本的な考え方をやさしく解説した、いわば「経済学入門の入門」のような本。どうもとっつきにくい経済学を、数式なし、専門用語なしで解説した超入門書である。 内容は、「マクドナルド、1グラムの誘惑」「フリーエージェントの高値づかみ」「為替レートはビッグマックで決めよう」など、どれも一見経済学とは無関係のような話だが、どうしてどうして、ページをめくると思わず「なるほど」と頷いてしまう経済学的な考察が、分かりやすく解説してある。いまさら経済なんてという人も、経済はちょっと苦手という人にもおすすめの一冊。