書籍

- 発売日
- 2000年07月03日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57427-1
大東亜戦争の実相
著者 | 瀬島 龍三著 《NTT相談役》 |
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主な著作 | 『幾山河』(産経新聞社) |
税込価格 | 1,078円(本体価格980円) |
内容 | なぜ日本人は大東亜戦争を戦うことになったのか。当時の日本人の苦悩に満ちた選択を、大本営陸軍参謀であった著者が虚心坦懐に語る。 |
六月、皇太后陛下が崩御され、これで昭和という時代が確実に終わったと実感した人は少なくない。しかし、一つの時代が終焉しても、語り継がれるべき歴史というものがある。
本書は元大本営陸軍参謀将校として、大東亜戦争勃発の経緯をつぶさに見てきた著者が、日本がなぜ大東亜戦争を戦うことになったのかを、明治維新から日清・日露の戦争を経て、大東亜戦争にいたるまでの歴史を凝視しつつ、大東亜戦争は「自存自衛の受動戦争」であったという立場から、苦悩する近代日本の姿を、鮮やかに叙述したものである。
本書は今から28年前の、ハーバード大学における講演録であるが、国家存亡の危機にあって当時の日本人が守り抜こうとした精神とは何であったかを問う著者の論点は、今、八方ふさがりの状況にある日本人への、危機に対する問題意識の喚起といってもよい。21世紀の国の形を考えるうえでの必読の書である。
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