書籍
        - 発売日
 - 2024年03月01日
 - 判 型
 - A5判上製
 - ISBN
 - 978-4-569-88162-1
 
ぼくのねこ ポー
| 著者 | 岩瀬 成子作 松成 真理子絵  | 
        
|---|---|
| 主な著作 | 『わたしのあのこ あのこのわたし』(PHP研究所) | 
| 税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) | 
| 内容 | 学校からの帰り道、塀の上にいたねこを家に連れて帰った。ぼくんちのねこになってくれたらいいな、と思っていたけれど……。 | 
 放課後クラブが終わった学校からの帰り道。白い家の近くでねこを見つけた。つれて帰りたいなと思ったけれど、お母さんは「だめ」っていうかもしれない。
 そのとき、ぽつっとぼくの首に雨があたった。雨がふりだしたら、ねこがびしょぬれになってしまうと思って、家につれて帰った。お母さんは「すてねこなら飼ってもいいけど」といって、ねこに心当たりがないか白い家の近くにたずねにいった。でも、誰もねこのことは知らなかった。ぼくは、ねこに「ポー」という名前をつけた。
 ぼくのクラスに森あつしくんという子が転校してきた。森くんと仲良くなって話していると、「家族は両親と妹と、それからねこ」といった。そして森くんは、「だけど、ねこがね、いなくなっちゃったんだよ」とつらそうな顔をした。ぼくはなんだかむねが急にドキドキしはじめた。「しんぱいだね」といったけど、どんなねこ? とは聞かなかった。どんなねこか、知りたくなかった……。
 少年の心の機微を丁寧な筆致で描いた幼年童話です。        
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