「よい子」が「困った子」になったとき読む本
発売日
1998年10月08日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-60332-2

「よい子」が「困った子」になったとき読む本
燃えつきた心を癒す8つの処方箋

著者 三好邦雄著 《三好医院 院長》
主な著作 『失速するよい子たち』(主婦の友社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 周囲を気にしすぎて心を病む子、瑣末なことにこだわり続ける子、燃えつきてしまった子……。今の子供に特有な病像を描き、解決の糸口を示す。



 「叱られただけで、なぜショックを受けるのか?」「真面目な子なのに、なぜ学校に行き渋るのか?」……。話題のベストセラー『失速するよい子たち』で、現代の子どもに特有の病理を描き出した著者が、小児科医として出会った数多くの症例を通して、解決策をアドバイスする、悩める親と教師必携の書。 「他人の目を気にして、つばを飲み込めなくなる子」「小さなことにくよくよして学校に行けなくなる子」「エネルギーが燃え尽きた頑張り屋の少女」等々、最近、親が一生懸命にわが子に接したのにもかかわらず、子育てが裏目に出てしまうケースが、増加している。特に、親や教師から「よい子」という評価を受けている子に、ひどい問題行動が起こる症例が目立っているという。 本書は、そんな子どもの苦しみ、親の嘆きに答えるために、「親が困り果てる症例」を8つの項目に絞って取り上げ、解決の糸口を具体的にアドバイスしたものである。