世界一豊かで幸せな国と、有難みを知らない不安な人々
発売日
1999年08月26日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-60729-0

世界一豊かで幸せな国と、有難みを知らない不安な人々

著者 金 美齢著 《評論家》
税込価格 1,485円(本体価格1,350円)
内容 世界で一番おいしく食事ができ、気持よく散歩ができる街並も揃った豊かな国日本。その素晴らしさを再認識し、自信を持って充実して生きるヒントを提案。



 日本は世界第二位の経済大国で、国民全体が「お金持ち」の国である。しかし、長引く不況の影響でネガティブになり、力が湧いてこない人も多い。そんなぜいたくは許されるのか。 本書では、台湾出身で在日30年にもなる著者の目から見た日本人の不思議を解読する。 著者はいう「日本は世界一豊かで幸せな国である。例えば『世界各国の食が結集し、どんなものでも揃う』豊かな社会である。また、『安い値段でどんな情報でも手に入り、簡単に手に入る地の蓄積』を持っている国である。さらに、多くの日本人は『生き方の選択肢が無限に存在し、努力と行動で必ず頭角を現せる』環境にある」と。そして、恵まれていながら、それを生かせない日本人に、「自ら決断し、勇気を出してもっとチャレンジすれば」道は必ず開けると励ましの言葉を贈る。また、「肩の力を抜いて、遊び心を大切に」とも。 親日家の著者が暖かく日本人を励ます「憂国」の書。